秘瀑抄

 

このページでは今まで訪瀑したおススメの秘瀑をまとめております

松見の滝
 ・落差:90m
 ・形状:段瀑
 ・青森県十和田市
 アクセス ★
 危険度  ★★
 絶景度  ★★★★

ヒトコト滝MEMO 

私が「滝巡り」という沼にどっぷり浸かるようになったきっかけがこの「松見の滝」への訪瀑です
片道3時間と百名瀑ながらもハードな道のり
しかし危険個所もなく、道さえ間違わなければ東北の名瀑「松見の滝」にたどり着けるでしょう
100mオーバーの高くそびえる岩盤を一刀両断にぶった切る三段の段瀑
未だに私にとってはNo.1の滝です
シャチヒネリ滝
 ・落差:100m
 ・形状:分岐瀑
 ・秋田県仙北市
 アクセス ★
 危険度  ★★★★
 絶景度  ★★★★★

ヒトコト滝MEMO 

東北有数の秘瀑の一つがこの「シャチアシヒネリ滝」
「シャチ」や「シャチアシ沢のヒネリ滝」などとも呼ばれるこの滝の最大の特徴は、そのヒネリ
名前の通り左にひねられた流身は幻想的で訪れた人を魅了してしまいます
片道4時間ほどの沢登りは確かにしんどいですが、その疲れも滝の前に立てば吹っ飛んでしまうでしょう

 

燕の滝
 ・落差:18m
 ・形状:海岸瀑
 ・青森県中泊町
 アクセス:★★
 危険度:★★★
 絶景度:★★★

ヒトコト滝MEMO 

津軽半島、本州のどん詰まりに流れ落ちる燕(つばくろ)の滝
海にそのまま落ちていく海岸瀑であり、流身はそのまま日本海に流れ落ちています
晴れていれば北海道も見ることができます
満潮になると滝への道がなくなってしまうので、干潮の時間を見て訪瀑してください

 

不帰の滝
 ・落差:97m
 ・形状:分岐瀑
 ・宮城県蔵王
 アクセス:★★★
 危険度:★★★
 絶景度:★★★★★

ヒトコト滝MEMO 

現在、「不帰の滝」は火口周辺規制エリアに含まれており立ち入り禁止区域となっております(2017年8月時点)
蔵王の名瀑の一つ「不帰の滝」の流身はお釜から流れているため少し硫黄臭がします
青空に広がる飛沫はプリズムとなり、滝前に立つ人間を魅了します

 

梅花皮大滝
 ・落差:160m
 ・形状:段瀑
 ・山形県小国町
 アクセス:★★
 危険度:★★★★
 絶景度:★★★★

ヒトコト滝MEMO 

梅花皮大滝へ行けるのは沢が雪渓で埋まる数か月しかありません
世界百名瀑にも選ばれている名瀑中の名瀑、秘瀑中の秘瀑
この時は四段目の前まで行けましたが、そこからでも落差100mはあったでしょうか

 

三沢大滝
 ・落差:70~80m
 ・形状:双瀑
 ・栃木県日光
 アクセス:★★
 危険度:★★
 絶景度:★★★

ヒトコト滝MEMO 

一つの滝壺に二筋の流心が流れる三沢大滝
源流域の違う滝が二本かかっている光景はまさに奇跡的です
まさに「双瀑」の名にふさわしい滝です

 

ウメコバ沢F4
 DATE
 ・落差:40m
 ・形状:分岐瀑
 ・栃木県足尾
 アクセス:★
 危険度:★★★★
 絶景度:★★★★★

ヒトコト滝MEMO 

滝自体も美しいですが、周囲の岩稜の荒々しさがこのウメコバ沢を彩っています
左岸の15mの岩稜が特徴的
滝までは沢登りで滝を三つ越えなくてはいけませんが、その労力の対価としてこのF4は十分過ぎるほど美しい

 

裏越ノセン
 ・落差50~60m
 ・形状:段瀑
 ・群馬県みなかみ町
 アクセス:★
 危険度:★★★★★
 絶景度:★★★★★

ヒトコト滝MEMO 

まさに巨瀑 まさに豪瀑
立体的な岩盤が特徴的で漆黒にきらめいています
片道5時間の沢登りは危険な個所もありますので注意が必要です

 

中の滝・西の滝
 ・落差:中の滝:250m 西の滝:200m
 ・形状:段瀑
 ・三重県大台ケ原
 アクセス:★★
 危険度:★★
 絶景度:★★★★★

ヒトコト滝MEMO

世界百名瀑の一つ
滝見尾根から眺める中の滝・西の滝は高層ビルから滝が落ちてくるような高度感
深い谷底まで降りると日本離れした落差を持つ西の滝と出会えます

 

百四丈滝
 ・落差:90m
 ・形状:直瀑
 ・石川県白山
 アクセス:☆
 危険度:★★
 絶景度:★★★★★★

ヒトコト滝MEMO 

秘瀑の王様「百四丈滝」
豊富な水量を誇る百四丈滝は、落口から一気に飛び出し、そのまま風に煽られ形を歪ませながら落ちます
これほどの規模の滝ですが滝壺はなく、落下点で四方八方に飛沫を散らし消えていきます
山ルートでは8時間の登山道歩きと2時間のヤブ漕ぎが待っています
ちなみに帰路は4時間半のヤブ漕ぎです…
秋保大滝・滝壺
 ・落差:55m
 ・形状:直瀑
 ・宮城県仙台市
 アクセス:★?
 危険度 :★?
 絶景度 :★★★★★

ヒトコト滝MEMO

「滝壺紀行」という名前のブログをやっているのならば、一度は真の「滝壺」に潜らねばならない…と思い一念発起して始めたダイビング
ダイビングツアーで潜った滝壺は実際に想像していた以上のもので、新しい滝壺の形を見ることが出来ました
大自然のエネルギーの爆発、それが滝壺でした
「秘瀑抄」に入れるかは迷いましたが、滝壺からの見る秋保大滝は「秘された瀑布」だろうと思い入れました
火焔滝・剣急滝
 ・落差 50m/40m
 ・形状 分岐瀑/直瀑
 ・水系 最上川
 アクセス ★
 危険度  ★★★★★
 絶景度  ★★★★☆

ヒトコト滝MEMO

火焔滝とその上流に流れる剣急滝。
段々と流れる火焔滝と谷を割るような剣急滝が対比となっております。
火焔滝は大平温泉から15分ほどの遡行となりますが、剣急滝は火焔滝の左岸をクライミングしての訪瀑となっており、難易度はなかなかです。
帰りは剣急滝から右岸を斜面をトラバースし、火焔滝を巻いて戻ります。
スリリングな訪瀑を楽しむことが出来る二瀑です。
赤滝・黒滝
 落差:100m/100m(上下段合わせて)
 形状:分岐瀑
 水系:最上川水系
 アクセス ★★
 危険度  ★★★
 絶景度  ★★★★

ヒトコト滝MEMO

米沢から南下し西吾妻スカイバレーを走っていると、左手に双竜峡が見えてくる。
双竜峡の展望台から遠見できるのが「赤滝」と「黒滝」。
滝壺へは沢に下り尾根に登り、また沢へ降り滝に向かう。
どちらの滝も100mの落差を誇る巨瀑。
滝壺までも片方の滝だけなら1時間半で行けるお手軽さ。
ただし道は不明慮。
松見の滝・上段
 落差:90m
 形状:段瀑
 水系:奥入瀬川水系
 アクセス ★★
 危険度  ★★★★(上段まで)
 絶景度  ★★★★

ヒトコト滝MEMO

百名瀑の中でも上位のアクセス難度を誇る松見の滝。
林道の入り口から2時間半~3時間ほど歩き、滝前まで。
200mの岩盤を断ち割るように流れ落ちるダイナミックな三段の流れ。
右岸のブッシュ帯を繋ぎ高巻すれば、一段目の滝壺に出ることが出来る。
聳え立つ岩盤と広い滝壺は危険を冒した甲斐はあった。
二天の滝

 

 落差:60m
 形状:分岐瀑
 水系:雄物川水系
 アクセス ★
 危険度  ★★★★★(熊込み)
 絶景度  ★★★★☆

ヒトコト滝MEMO

東北を代表する秘瀑の一つ。
落差は60mと巨瀑の中ではやや小ぶりだが、幅広にどっしりと構える姿は名瀑の一言。
下流から湯渕沢を遡行し滝前に至る。
熊の生息地帯を突っ切るようなルートになるので十分な準備が必要になる難瀑。
早戸大滝
 落差:50m
 形状:段瀑/ヒョングリ滝
 水系:相模川水系
 アクセス ★
 危険度  ★★★★
 絶景度  ★★★★

ヒトコト滝MEMO

東日本の百名瀑の中では秘瀑のひとつに数えられる。
昔は林道終点まで車で入ることが出来、そこから1時間半で滝前まで行くことが出来た。
2019年の台風の影響で早戸川林道が崩壊し、林道終点まで2時間ほど歩かなければならない。
滝自体は流身が左壁に隠されている姿が特徴的。
また下段は一部跳ね滝になっている。
丹沢を代表する一本である。
小足沢大滝
 落差:70m
 形状:段瀑
 水系:利根川水系
 アクセス ★
 危険度  ★★★★
 絶景度  ★★★★★

ヒトコト滝MEMO

足尾のエリアではトップクラスの名瀑。
その落差もそうだが、水量、周囲の渓谷、緑も全てが素晴らしい。
落口から勢いよく飛び出る一段目が、岩盤にぶつかり、飛沫を散らしながら滝壺へ落ちてゆく。
滝までの道のりはなかなかに危険なので注意が必要。
双門の滝
 落差:70m
 形状:段瀑
 水系:熊野川水系
 アクセス ★
 危険度  ★★★★
 絶景度  ★★★★

ヒトコト滝MEMO

百名瀑のなかで最難関といえる秘瀑。
熊野吉野国立公園内の深部に流れる70mの段瀑である。
樋の中落ちるように流れる流身が特徴的である。
左岸の仙人嵓の巨大さも含めて「双門の滝」という存在を格上げしている。
滝までは関西最難といわれる一般登山道を使うことになるので十分な準備が必要。

 

訪瀑MAP
今まで訪れた滝の一覧はGoogleMapでまとめております

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