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日時:2017年7月8日 目的地:松見の滝
ふと松見の滝に行きたくなる時があります
松見の滝は自分の中でも特別な滝
自分の網膜に松見の滝の姿が強烈に残っていて、その風景の中に自分を置きたくなってしますのです
まあ、松見の滝で泳ぎたい!!ってだけなんですが
前回は二人で自転車を使い松見の滝まで向かいましたが、今回は車で向かいました
同行者はなんと六人
なかなかの大所帯です
朝の四時に宮城を出発
岩手でメンバーを一人拾い、弘前へ
弘前で残りの五人を拾います
弘前を10時頃に出発し、一路西へ舵をとり、八甲田山へ
青森の道に詳しい方ならご存知かもしれませんが、弘前から十和田市に抜けていく道は大きく二つあります
酸ヶ湯経由か御鼻部経由か
今回は十和田湖近くの黄瀬林道へ向かうため御鼻部経由の道を使ったのですが、そこにはまさかのトラブルが…
ルート
ざっくりルート
・国道102号から黄瀬林道に突入
・黄瀬林道から分岐を右に(インクラインへ)
・松見の滝への案内看板を左折
・沢まで下り松見の滝へ
10:30 怪奇 御鼻部渋滞
お分かりいただけただろうか
御鼻部に向かう途中の外輪山の道、普段ならここは快走路なのですが
本日に限っては大渋滞…
この道を何十回も走った自分から言わせていただくと、この光景はあり得ない
何が起こったのかがわからないまま混乱しながら車の中で笑っていたところ渋滞も動き出しました
展望所でこの渋滞の正体がわかりました
10:45 御鼻部展望台駐車場
渋滞の正体はクラシックカーのイベントでした
なにやら黒石市でクラシックカークラブの集いがあるようで…
何台かエンストしてしまい渋滞していたようです
車はあまり詳しくない私でも知っているような車もちらほらと
クラシックカーと十和田湖を後に黄瀬川に向かいます
11:30 黄瀬林道入り口
遂に本日の行程が幕を開けます
色々あり思ったより時間が押してしまいました
ここの駐車場はトイレも完備されているので嬉しいですね
12:20 右岸崩壊地
道もしっかりしており、明瞭
二回の分岐さえ間違えなければ松見の滝は確実に行ける滝ですね
写真で改めてみると大所帯です
なにやら訪瀑というよりも遠足感があります
12:30 分岐1 ここは右に曲がる
一個目の分岐です
ここは進行方向に向かって右に曲がり橋を渡ります
九十九を登っていき尾根まで出ます
ここからの登りがなかなかハード
13:12 尾根 ゲート
夏の暑さ・湿度・長い上り坂、体がオーバーヒートしてしまいました
ちょっと休憩
ちなみにこの行程のなかには水を汲めるところはないため、水は多めに持って行くのが吉!
ゲートを越えれば次の分岐も近いです
13:45 尾根道から下降開始
最後の分岐
ここから谷に下っていきます
尾根を歩いていくと、左に「松見の滝」への案内があるのでこれを見落とさないように
前回の時と案内の位置が変わっていましたので、次回どうなっているかがわかりません
GPSがあると吉
黄瀬川に続く九十九を降りていくと、ゴーーーーーーーという音がうっすら聞こえてきました
八甲田山の主「松見の滝」との遭遇です
14:00 松見の滝
F/14 1/800秒 ISO1250
形状:段瀑
水系:奥入瀬川水系
一万五千年前の火砕流、その溶結凝灰岩が200mほど切り立っており
その岩盤を両断しているのが松見の滝です
三段に落ちる流身が谷に響きます
轟音という訳でもなく、力強くも穏やかな滝音です
切り立っている岩盤に自生する松が目を引きます
F/9 1/3秒 ISO50
限りなく壺に近づいて撮った一枚
このアングルから見る松見の滝はうねるように落ちていることが分かります
水に磨かれた岩盤が芸術的
削られた岩盤を見ると以前の滝の姿を考えてしまいます
右岸の丸みがお気に入りです
F/7.1 1/5秒 ISO50
左岸は荒々しい姿
人と比べると松見の滝の大きさがわかります
水量が少ない時期でしたが、それでも松見の滝は雄大です
滝壺も浅く、飛び込んだり泳いだり大変楽しめ松見の滝
あんまり現地では気にしていなかったですが、写真で見るとかなり緑が多いですね
滝の前に人がいるとそれだけで写真にストーリーがでますね
黄瀬川はさらに遡行できるらしく
松見の滝の上流はナメが続いていると聞きます
いずれこの滝の先も見てみたいですね
いずれ、いずれね
この後、八甲田のキャンプ場で一泊
翌日は男鹿半島、翌々日は燕の滝へ行きました
次は燕の滝の記事になります
ではまた