『千仏鍾乳洞』潜入レポ ~福岡県・北九州市~

 

千仏鍾乳洞&平尾台

 

明けましておめでとうございます!!!

2020年になってからの初めての遠征は九州での百名瀑巡りとなった葛見さわでございます

そんな旅の中でも2020年元旦に訪れた福岡県の「平尾台カルスト」、そして「千仏鍾乳洞」を手始めに記事にまとめてみました

百名瀑巡りはまた後日記事にしようかと

 

『平尾台とは福岡県北東部に位置する、北九州市小倉南区、行橋市、田川郡香春町、京都郡苅田町、同みやこ町に跨る標高370~710m、台上面積約12km2の結晶質石灰岩からなるカルスト台地であるが、東北部の一帯はカルスト地帯ではなく、花崗閃緑岩からなる。小倉南区の地名でもある。国の天然記念物に指定されている』

by Wikipedia

 

今回はそんな平尾台での初日の出観測とメインイベント「千仏鍾乳洞」への潜入記事でございます

 

MAP

 

 

 

平尾台カルスト

 

時刻は7時10分、太陽は未だ顔を出さず…

九州旅行中にどこから初日の出を眺めようかと考え、頭の中に浮かんできたのが「平尾台」でした

カルスト台地から眺める日の出はさぞ美しかろう…と考え長崎から福岡まで車を走らせ平尾台へ

軽い気持ちでたどり着いた平尾台でしたがまさかの大渋滞

どうやら平尾台ではここ何年か「平尾台初日の出会」というイベントが開催されているみたいで、駐車場も臨時駐車場が解放される有様でございました

 

平尾台自然の郷の展望台から日の出を待ちます…

 

 

7時20分 ついに… 国後半島から日が昇ってきます

 

 

本年も『葛見さわの滝壺紀行』をよろしくお願いいたします

 

 

 

 

展望台から初日の出を拝んだ後は「平尾台カルスト」観光に

見晴台に車を置き羊群原へ歩いて行きましょう

太陽が昇り始め、世界が暖色に染まりながら明るくなってきました

 

 

 

まだ太陽が昇り切っておらず、ピナクルも陰に隠れてしまっていますが

それでも羊群原は広大で、美しい眺めがどこまでも広がっています

いつかは3月に行われる「野焼き」も見てみたいですね

 

 

千仏鍾乳洞

 

平和な初日の出観測はこれでおしまいです

これからは地獄の鍾乳洞「千仏鍾乳洞」の時間です

多くの鍾乳洞がある平尾台のなかで最大の鍾乳洞がここ「千仏鍾乳洞」

 

「千仏鍾乳洞」は日本有数のヤバイ鍾乳洞として有名でして、「地獄トンネル」の先からはまさに「地獄」とのこと

今年になってから天気が悪い日には鍾乳洞に遊びにいくようになり、東北有数のヤバイ鍾乳洞「入水鍾乳洞」を制覇した私に怖いものなどない!…とこの時は思っていました…

 

 

入場料900円を払い入洞

入り口は広く照明も煌々と輝いております

 

9時に開店凸をしたのですがさすがに元旦だったためか他のお客さんはおらず、2020年初の入洞者になってしまいました

 

 

「奥の細道」まではよくある鍾乳洞で、さくさく進んでいけます

 

 

「奥の細道」

ここから先は水の中を歩いて行くことになりますが、売店でサンダルを借りることもできるため問題なく進んで行けます

 

 

ノッチがはっきりと見え、洞床が長い歳月の中で下に下に削られてきたことがわかります

 

 

ここが終点

 

 

そしてここから先が自己責任エリア

地獄の始まりです…

 

 

「地獄トンネル」

ここは急激に洞内も狭まっており、四つん這いになりながら進みます

この段階でパンツはびしょぬれになります

覚悟してください

 

 

地獄トンネルの先は照明も一切なく暗闇の世界が広がります

「懐中電灯」必須と書いているサイトも多々見られましたが、四つん這いになったり匍匐前進をしたりと両手がふさがることが多かったのでヘッドライトを持っていくのがベストなんじゃないでしょうか

水位は基本足首上くらいなのですが、洞床が削られているところでは太もも上まで浸かるところもございます

 

 

イカレテル…

匍匐前進をし滝を浴びて進みます

ヘッドライトが水没したら生死にかかわるので、ヘッドライトだけ絶対ぬらさないように気を付けます

なお、つま先から脳天まで全部びしょ濡れになったことを報告します

 

 

終点は広い空間になっていて、一面に千仏鍾乳洞の入洞券が張ってあります

大体片道15分くらいだったが、今考えるとその倍は歩いていたような気もします

たった15分でしたが、驚くほど冒険に満ち溢れた15分でした

あまり詳細に洞内のことを書いても実際に行く楽しみが半減してしまうと思うのでこの程度にしておきます

 

洞内が気になる方用に動画も置いておきます

MOVIE

 

 

 

 

 

 

訪瀑MAP
今まで訪れた滝の一覧はGoogleMapでまとめております

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