Table of Contents
「2020年 年越し九州滝巡り」 12月29日
長期休暇の度に滝巡りの旅に出ている私ですが、今年は九州の百名瀑巡りをすることに
2年前南九州を自転車で走った時は宮崎の「真名井の滝」にしか行けなかったことを、今でも公開しているので今回は滝中心の旅になりました
滝以外の旅行内容はまた別でまとめるとして、四十三万滝から順に記事にしていきます
ちなみに今回の旅で九州の百名瀑は熊本の数鹿流ヶ滝以外はすべて訪問済みとなりました
気に入った滝もあったのでまた九州に行きたいですね
元旦の大冒険「千仏鍾乳洞」
2年前の年越し九州旅「真名井の滝」
MAP
菊池渓谷
阿蘇の大観峰からの朝日を眺めてから、滝巡りを開始
快走路「ミルクロード」を西に走り「菊池渓谷」へ向かいます
駐車場は阿蘇からの場合は入り口から少し下ったところにあります
こんな季節の早朝だからでしょうか、駐車場には人っ子一人おりませんでした
菊池渓谷
一帯は阿蘇外輪山を取り囲むモミ、ツガ、ケヤキなど広葉樹の原生林に覆われている。「渓谷美の極致」と言われた状態で残っており、阿蘇くじゅう国立公園の特別保護地区、菊池水源として名水100選に選定されている。また、くまもと自然休養林菊池渓谷として森林浴の森百選や、菊池渓谷自然休養林 として水源の森百選等に選定されている。
菊池温泉や阿蘇内牧温泉の開発に伴って、この渓谷も全国に知られるようになったが、レジャー開発をほとんど行っていないため、遊歩道(左岸は九州自然歩道)と売店・トイレがあるぐらいである。穏やかな流れで女性的な景観を擁するが、水難死亡事故は起きている。見所としては掛幕の滝、黎明の滝、紅葉ヶ瀬、竜ヶ淵、天狗滝、四十三万滝(日本の滝百選)、広河原などがある。なお、清掃協力金(強制ではない)を求められる。
by Wikipedia
菊池渓谷の入り口で工事が入っていて、現在渓谷に入れないのかと驚きましたが歩行者通路が整備してあり一安心
どうやらビジターセンターの建設が始まっているようです
菊池渓谷は九州の中でも有名な景勝地であるからか、観光には力を入れているみたいですね
阿蘇からも近いので観光客を呼べること見越してるのでしょう
今度はビジターセンターが出来た後に、新緑の季節に訪れたいです
遊歩道は広く歩きやすいのですが、左岸の一部が崩壊しているらしく通行止めになっておりました
なので右岸のピストンか、左岸の一部を小回りして帰ってくるしかないようです
遊歩道も自然に溢れており苔も繁茂しておりました
たまにはTG6の顕微鏡モードも使ってみました
黎明の滝
まず出迎えてくれたのが「黎明の滝」
小滝なのですが中央の大岩の存在感があり印象的な滝でした
水量が多いときは左岸からももう一筋の流身が出来ているはずなのですが、冬場で水量が少ないからか右岸にしか滝がかかっていました
苔の緑が美しいです
天狗滝
黎明の滝の上流にあるのが「天狗滝」
かつて山伏が修行したといわれる天狗岩が上流にあり、山伏がこの滝まで降りてきては滝行を行っていたことから「天狗滝」の名前が付いたようです
落差は8mほどと小ぶりな滝ですが、この季節でもなかなかの勢いで滝壺に瀑音を響かせていました
苔むした柱状節理と水の美しさ…
菊池渓谷には岩と苔の総合芸術がありました
さらに上流に進むと「四十三万滝」への碑が見えてきました
ここが最終目的地の「四十三万滝」です
四十三万滝
落差:10m
全長:25m
形状:渓流瀑
世には多くの数字が付いた滝がありますが、その中でも一番数字が大きいのがこの「四十三万滝」
この名前の由来は諸説あり、九州日々新聞社が景勝地募集をしたところこの滝が43万票獲得したからという説と、一日の平均水量が43万石だからという説があります
一日の平均水量が43万石というのは大げさですが、それでも菊池渓谷の水量の豊富さに驚きます
緩やかな渓流瀑ですが、滝の規模としては雄大で周囲は緑に溢れております
水にぬれた溶結凝灰岩が怪しく光っています
本来ならこの岩盤の部分にも流身が流れているのですが、何度も言ってますがやはり水量が少ないようです
豊水期にまた来たくなりますね
自撮りで一枚
四十三万滝の雄大さがわかるかと
しばらく滝を楽しんだ後、遊歩道は戻り菊池渓谷を後にしました
四十三万滝のあとは熊本県の「栴檀轟の滝」に行きました
MOVIE
Kenko カメラ用フィルター PRO1D プロND16 (W) 72mm 光量調節用 272442
売り上げランキング: 56,598
山と溪谷社
売り上げランキング: 803,395