栴檀轟の滝 ~熊本県・八代市~

 

 

 

 

四十三万滝を後にし、次は百名瀑の「栴檀轟の滝(せんだんとどろ)」に向かいます

栴檀轟の滝は九州の百名瀑の中でも70mと高い落差を誇る名瀑で、また九州最後の秘境と呼ばれる「五家荘」に流れる秘境の滝でもあります

八代市の国道443号から県道52号に入り栴檀轟の滝へ向かいます

 

MAP

 

県道52号

県道52号線「小川泉線」は険道と言ってもいいのではないしょうか

狭いところは離合も出来ないほどで、しかもその区間が続く続く

さすが九州最後の秘境だと思いながら車を走らせます

 

峠の笹越隧道を抜けると遂に栴檀轟の滝です

 

駐車場

駐車場は広く、古いけれどもトイレも完備

トイレの脇から滝下へつながる遊歩道へ進みます

 

道に置いてあった謎TV

すこし不気味…

 

道はしっかりと舗装されていますが、かなりの高低差があるので帰りが怖いです

駐車場から20分ほどで滝前に到着です

 

栴檀轟の滝

DATA
落差:70m
形状:直瀑
水系:球磨川水系

九州最奥の秘境「五家荘」に流れ落ちる栴檀轟の滝

名前の由来はかつて滝のそばにあったセンダンの大樹から「栴檀」の名前が来ている

またこの地方では滝のことを「轟(とどろ)」と呼ぶことから「栴檀轟」と呼ばれるようになったという

なので「栴檀轟の滝」は「栴檀の滝の滝」という重複した名前になってしまっている

古生代に堆積したチャート(無水珪酸の微粒が集まった岩石)の岸壁から、その名の通り「轟」かせながら落ちてくる落差70mの直瀑は大迫力!

 

左手のふっくらとしたチャートの岩盤とその奥に隠れるように流れる流身が特徴的です

チャート質の岩盤はキメ細かい質感が美しい

 

滝壺は丸く形が整っていて、深さもあるいい滝壺でした

苔がうっすらと乗ってる岩とチャートの質感、ダークな滝壺を撮ることができました

 

上部の跳ねを一枚

主流は太く跳ね、脇に流れる細かい支流は線を描きながら落ちていきます

勢いよく跳ねる上部と、岩盤に隠れる下部が特徴的な滝でした

 

最後に滝壺での一枚

滝壺からの登り返しは地獄でしたが無事に帰還

 

MOVIE

 

この後は「五家荘」を越えて、「鹿目の滝」へ向かいます

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