↓前回の記事の続きです
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2019年12月31日 東椎谷の滝へ
滝を巡りに巡った2019年もこの日で終了ですが、今日も今日とて滝巡りでございます。
まずは大分の「東椎谷の滝」「西椎谷の滝」「震動の滝」を回り、そのあとは福岡を抜け佐賀の「見返りの滝」「観音の滝」で撮影し、間に合えば本土最西端の「神埼鼻岬」の日没に滑り込みます。
前日は原尻の滝から湯布院付近まで移動し一泊。
まずは朝一から宇佐の三滝の一つ「東椎谷の滝」へ向かいます。
湯布院から県道616号を通り、国道500号に入りしばらく走りますと左手に「東椎谷の滝」の入り口の看板が見えてきます。
MAP
入り口
国道から入り口の看板を見つけ奥に進みます。
谷間の集落を抜けると「食事処 滝見苑」が見えてきますが、さすがに年末の早朝には営業していません。
以前は「滝見苑」から東椎谷の滝が見えていたことから「滝見」の名前が付いたそうですが、現在は木々が生い茂り滝が見えない状態になってしまったとのこと。
すっぽん鍋がおいしいらしいので次回の訪瀑時には是非寄りたいです。
駐車場
普通車60台、大型バス3台の大規模駐車場ですが、車は一台も停まってはいませんでした。
ここでトイレを済ませて、さっそく滝に向かいます。
遊歩道の入り口から滝までは5分ほどのお手軽百名瀑でございます。
まだ日も登りきる前の森は鬱蒼とした雰囲気があり、ナニかしらの気配も感じることもあり少し足早になってしまいます。
滝の音が聞こえてきました。
東椎谷の滝
f/5.6 2s ISO160 12mm
形状:直瀑
水系:駅館(やっかん)川水系
日本百名瀑の一つであり、「宇佐の三滝」の一つでもある「東椎谷の滝」
観音信仰の場としても有名であり、滝裏には観音像が祀られている。
日光の華厳の滝に似ていることから「九州華厳」とも呼ばれている。
85mの落差と美しい流身が目を引く、九州を代表する名瀑でございます。
上部から剥がれ落ちた巨石が滝壺に積み重なっています。
滝に正対すると地質がはっきり二層に分かれていることに気づきます。
下部は凝灰角礫岩の層で、上部は柱状節理が見えます。
上部の柱状節理は200万年前の安山岩で形成されているため白く見えております。
美しい!!
円形の滝壺が美しいです。
滝壺から沢への流れ口に渡渉用のコンクリの舗装があり少し残念ですが…
左岸からもう少し滝に近づきます。
遠くから見ると一筋の流身に見えますが、横から見ると落ち口から膨らんで落ちていることが分かります。
さらに接近!!
最後に自撮りで一枚。
改めて見ると85mの落差は伊達じゃないですね…
東椎谷の滝をゆっくり撮影し十分満足し車に戻ります。
85mの落差と美しい滝壺、二層に分かれた岩壁。
この後は宇佐の三滝の「西椎谷の滝」へ向かいました。
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