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日時:2018年5月27日 目的地:三沢大滝
ざっくりルート
・鬼怒川上流の黒部ダムから三沢へ向かう
・舗装路の終点から沢と平行に踏み跡を辿る
・途中で沢に降り、本流をひたすら遡行
関東、特に日光には多くの滝があり、中でも華厳の滝は全国的にも有名です
本日の訪瀑は、一つの滝壺に二筋の流心が流れる三沢大滝です
せっかくフルサイズの広角レンズを買ったということもあり、ぜひに三沢大滝の滝壺からの写真を狙いたいと去年から計画を立てていました
そんなところに渡りに船で滝ぺい氏から三沢大滝のお誘いが
一も二もなく話に乗り、三沢大滝へ向かいます
金曜の夜、仕事終わりに車を出し、南下、そして那須塩原経由で日光へ
丁度日光駅とは男体山を挟んで裏の位置です
待ち合わせの日光黒部ダムに到着
時間は朝の4時半
こんな時間でも空もう明るく、夏が近づいて来ていることを実感します
舗装路の終点まで車で走り、そこから登山道に入ります
5:20 登山道侵入
最初から沢に入るルートと沢と並行し踏み跡を進むルートがあるのですが、今日は踏み跡ルートで
所々、踏み跡が不明慮で道を見失いがちになります
実際、帰路はがっつり迷いました
6:00 三つ目の砂防ダム
いいところで沢に降り、遡行を開始します
3個ほど砂防ダムがありますが、どこも巻くことができる砂防ダムです
沢自体は最後の最後まで開けており、延々とゴーロ歩きです
6:50 最初の分岐
ここの分岐は右の沢へ入ります
迷うところはない沢歩きですが、二つほど分岐があります
一つ目は右、二つ目は左の沢に入ります
7:00 右岸崩壊地
ひたすら歩く歩く
8:00 沢から外れショートカット
4.8km地点から左岸の台地へとはずれ、左手に沢を見下ろしながら進みます
踏み跡を進んでいくと三沢大滝の目の前に出ることが出来ます
三沢大滝 70~80m 分岐瀑 (双瀑)
8:46 滝壺到着
一つの滝壺に源流域の違う滝が二本かかっている光景はまさに奇跡的です
関東の大瀑のなかでも三沢大滝は一際異彩を放っていますが、これはなるほど
まさに「双瀑」の名にふさわしい滝です
地質的にはだいぶ脆い岩盤で今にも崩れてきそうな滝壺です
滝ぺい氏が滝壺に向かっている姿が写っておりますが、人と比べるとどれほど三沢大滝が大きいかが分かります
滝壺からの一枚
4月からSIGMAの12-24のフルサイズ広角レンズを導入していますが、この一枚を撮るために買ったといっても過言ではありません
天から降りてくる二条の梯子と光を飲み込む漆黒の岩盤
美しい一枚です
滝前での自撮り
ちょうど逆光になっており、白飛びしてしまっており上手く撮ることができませんでした
100m規模の双瀑が流れ込む滝壺は今まで経験もなく、感動も一入でした
難易度も低く、行きやすい滝でしたので、今度は紅葉の時期に訪れてみたいものです
滝壺に光が入ることがなく、ひどく体が冷えてしまったので日向ぼっこ
日光には多くの名瀑があるので、また訪れることになると思います
東北の滝もそこそこ訪れてしまいましたので、これからは関東・北陸にも足を延ばすことになるかと
ではまた