前編からの続きです!
Table of Contents
弘西林道
ルート
・弘前から暗門ビレッジまでは30km程度
・暗門から42kmの林道スタート
・「津軽峠」「天狗峠」「一ツ森峠」、三つの峠を越えて日本海側の岩崎へ
・十二湖駅まで移動し、五能線で弘前へ
無名瀑
津軽峠から下ってる最中の無名瀑
多分、道を切り開いた時にできた人口瀑だろうな
けっこう有名で名前のある滝でも人工的にできた滝だったっていうのも多いんですよ
津軽峠の下りは、結構浮いている砂利も多く
コーナーでハンドルをとられてヒヤットしました
久々のダートの下りだからって調子に乗らないようにしないと
対向車が来たら危なかった・・・
だいぶ麓に下ると赤石渓流線への道が
三年半前はここから「くろくまの滝」へ向かいました
赤石川
赤石川まで下り切りました
天狗峠を登る前にトイレ休憩します
ここで弘前の自転車屋の常連と遭遇
私たちより一時間早く出て、三つ目の一ツ森峠まで登り、ピストンで帰ってきたそうです
なんて強さだ・・・
私も「29er進まねえ」とか言ってられないです
さらにここで白神でクマゲラを発見した人と遭遇
クマゲラの調査をしに来たみたいです
(帰宅してお名前を調べたらWikiがあり、内容を見たらとんでもない人でした
植村直己の後輩ってまじかよ・・・・・・)
そんなこんなで時間が流れてしまったので天狗峠へ走り出します
山向こうは散ってますがそれでも綺麗ですね
「枯れ木も山の賑わい」とはよく言ったもんです
すこし登ると先に登っていたクロスの後輩が止まっている様子
もっていてよかったチェーンカッター
なんとか直せるようなので先に進みます
準備はありすぎることはないと山に教えられているみたいです
私も水不足で死ぬかと思いました
しかし、休日だというのもあって交通量があるので、なにかあっても車に助けてもらえるという安心感もあります
まあ、自分でどうにかできることにこしたことはないのですが
どんどん標高が上がっていきます
天狗峠の登りが一番つらかったです
斜度も長さも一番つらいように感じました
同じようなカーブと同じような急登、日光もあたり汗だらだら
止まったら寒いし、路肩も狭いし
白神山地の景色だけが癒しでした
路肩を見ると「雪」が!!
なにそれ、こわい・・・
岩木山が冠雪したのは知ってるけど、間近で雪を見たのは今年初です
もう少しで天狗峠!!
ここら辺のダートはいい感じにしまってました
先のほうでチェーン切った後輩がチャリを押していたので嫌な予感が・・・
天狗峠
何もない峠でとくに景色もよくないです
津軽峠から鰺ヶ沢でしたが、天狗峠からは深浦です
そして、やはりチェーンはまた切れたらしく、再び修復します
この時点で輪行の時間が不安になってきました
なので休憩もそぞろにさっさと下ります
天狗峠の下りが一番怖かったです
私はMTBでしたが、後輩はクロスやシクロでしたので心配でした
ガレている所も多く、濡れている所も多く、かなりタイヤがとられました
下っている最中の眺め
右の向白神岳と左の白神岳
白神岳は200名山にもなっているので、いつか挑戦しようと思ってました
こんなにしっかり山体を見たのは初めてかもしれません
向白神岳の登山道は整備されておらず、藪漕ぎ地獄みたいです
ウィキペディアによると1965年に登山の国体で一ツ森から太夫峰、向白神岳、白神岳へと登山道があったみたいです
当時の国体凄すぎ・・・・
追良瀬川
追頼瀬大橋まで下りました
峠もあと一つです
あと6kmも走れば、今日もう終わりと考えれば足も軽くなるような気が
時間も迫ってくるのでさっさと出発です
途中で美人の水って湧き水があったり、渓流もあったのですが
さっさと登りたいのと、止まる気力がないのと、シャッターを切る余裕がまったくありませんでした
なので写真はないです
こういう道が一番心に来る・・・
一ツ森峠
天狗峠も何もなかったですが、一ツ森峠も何にもない
閑散としてます
これで本日の登りは終わり
あとは下るだけ
位置エネルギーだけで十二湖駅までダウンヒルです
一ツ森峠からの下りのダートが一番走りやすかったと思います
かなりしまっていたし、ギャップもなかったです
ちょっと下ると舗装路が
展望所があり、向白神岳を間近で見ることができます
これにて42km(実際は40.8kmらしい)のダート区間完全制覇です!!
ここから岩崎まではパレードランです
この渓流沿いの道が綺麗で綺麗で
紅葉も綺麗だし、渓流も透き通ってて、道も軽い下りで、何も言うことがないですね
全力でロケーションを楽しみながら、海を目指します
山肌に謎滑り台が
何だあれ・・・
元気になったから写真撮りまくり
写真の多さが元気のパラメーターだと思ってくれれば
海へ、一路
白神ライン完走
達成感があるというよりは、達成感しかないです
疲労感と疲労感と疲労感が心地よい
前まではせっかく買ったMTBを持て余していて、あまり愛着が持てなかったのですが
今回の弘西林道ランと釣瓶落峠ランでやっと相棒になれたような
あとは相棒の掃除もしてやらないと
全部バラしてみようかななんて
あとは5kmほど走り駅まで
シクロ、クロス班には当たり前のようにちぎられます
追いつく気も無し
十二湖駅
あとは輪行して弘前へ帰るだけです
さっそく輪行の準備
輪行は得意なので5分くらいで済ませます
昔は糞遅かったので、成長を感じられますね
初めて使った29er用の輪行袋が大きくて使いやすかったってのもありますが
29er入れてもまだ余裕あるってすごいわ
29er用の輪行袋ナイスだね
14:09分の白神リゾートのくまげら号 少し時間あるので駅をエンジョイ
青池ソフト300円なり
味はヨーグルトでしたがめちゃくちゃ旨かったです
まあ、弘西林道を走り切れたらなんでもうまく感じるような・・・
私が食べてたら、それを見た後輩が、一口食べた後輩がどんどん青池ソフトを買っていきます
結局4人まで増殖
アイスを食べながら時間を待ちます
くまげら!!
疲れすぎてカメラを持つ手が震えている
あとは弘前までワープです
輪行において、自転車の置場がネックでしたが、イベントスペースが空いていてそこに6台くらいはおけました
私はデッキに置かせてもらいました
車掌さんも丁寧に対応してもらい大変助かりました
観光列車だけあって窓からの眺めは最高
夕日のガンガラ岩
日が沈んでいく
照らされるテトラポッド
沈んでしまった・・・
これで2500円は安い!
自走できる体力なんて全く残っていないので輪行は大正解でした
ちなみに十二湖駅ではリゾートしらかみは指定席なので、先に買っておく必要があります
日が暮れてなんにも見えなくなったので、少し眠ってしまいました
そんなこんなで弘前です
かなりカロリーの消費量の高いランでしたが、2015年の締めにふさわしいランでした
走っているときは「二度と走るか、こんな道!」と思っていましたが、この記事を書いている最中にもうまた走りたいと思っているから、自転車って不思議
やるとしたら逆側からとか、夏とか変化を加えてやりたいですね
そのために体力を戻さないと・・・
次のランはどうなることやら
ではまた