Table of Contents
湯殿山
今週は山形県の湯殿山に登ってきました。
東北も3月に入ってからすっかり春めいてしまい、冬に積もった雪も解け始めてしまっています。
山形の月山エリアならまだある程度雪も残っているかと、出羽三山の一つ「湯殿山」に向かいました。
いづれ挑戦したい降雪期月山登山の下見としても一度見ておきたい山でしたのでちょうどいい機会です。
志津温泉の駐車場が埋まってしまうので朝4時半に仙台を出発し、湯殿山へ向かいます。
行程
ログ
湯殿山ピストン / kuzumisawaさんの湯殿山(山形県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
装備
・スノーシュー・ストック・ピッケル・12本アイゼン
・ハードシェル・ソフトシェル
・水1.5L・行動食
・撮影装備一式
MOVIE
2021年3月20日 湯殿山登山
6:45 志津温泉
6時半には志津温泉の路肩の駐車スペースに到着。
駐車スペースはもうほとんど埋まっていた。
軽自動車一台何とか停められるスペースにねじ込み登山開始。
姥ヶ沢まで除雪は済んでいるようだ。
姥ヶ沢まで行くことが出来れば月山登山も容易なのだが。
しばらく舗装路を進む。
雪壁は2~3mくらいだろうか。
登山口からこれだけ積もっていてくれると少し安心する。
7:15 県立自然博物館
舗装路から雪原に入り、少し歩くと県立自然センターに到着。
かなり締まっている雪質だったのでここでアイゼンを装着。
7:30 樹林帯
尾根に乗るまではずっと樹林帯を歩く。
木々の合間から姥ヶ岳が見える。
月山のピークは姥ヶ岳に隠れてしまっている。
7:55 湯殿山遠望
CO1000m地点に到着。
ここから山頂まではあと500m。
湯殿山の美しいい緩やかな稜線が見える。
標高を上げていくと木々もまばらになり空が開けてきた。
ジリジリと太陽が容赦なく照り付ける。
さすがの豪雪地帯の月山エリアでもある程度雪解けは始まってしまっている。
急斜面を登り、尾根に登る。
ここだけはヒールリフターが付いているスノーシューを履けばよかったと後悔。
脹脛が悲鳴を上げる。
8:50 湯殿山稜線
湯殿山の稜線に乗った。
ここから山頂までは緩やかな稜線が続く。
青い空に白い稜線、雪山登山の醍醐味だ。
稜線から月山のピークも見える。
まるっこい山容は楯状火山の特徴そのままだ。
来年チャンスがあれば湯殿山~姥ヶ岳~月山を繋ぐルートをやってみたい。
稜線も広く安心して歩ける。
山頂付近にクラックがあったのでそこだけ注意が必要か。
9:30 湯殿山山頂
三時間弱で山頂に到着。
山頂に着いた瞬間に風が強まってきた。
ハードシェルを着込み、少し休憩を取る。
山頂から月山方面を眺める。
この稜線を進むと姥ヶ岳を経由し月山に到着する。
山頂に10時前に到着していたので、月山か手前の姥ヶ岳まで行くのも考えたのですが、午後から天気も崩れそうなので大人しく下山。
挑戦は来年ですかね。それにしても月山が美しい。
10:50 下山路
下山は沢沿いのトレースを辿る。
11:20 下山(志津温泉)
自然博物館を抜け、また雪壁に囲まれた舗装路まで戻ってきた。
このあとは志津温泉まで戻り、車を回収し、志津温泉「仙台屋」さんの日帰り温泉で汗を流し仙台に帰宅。
下山まで天気も崩れないでいてくれ、湯殿山を目一杯楽しむことが出来ました。
前から気になっていた湯殿山に登ることもでき、3月の月山エリアを偵察することもできたので満足のいく一日でした。
来年こそは湯殿山~姥ヶ岳~月山を繋ぐルートに挑戦したいですね。