入水鍾乳洞・あぶくま洞 ~鍾乳洞の闇と光~

 

入水鍾乳洞

雨降ったら鍾乳洞

これが最近の合言葉になっていますね

本来ならば泊りで鳥海山を登る週末だったのですが、あいにくの天気模様(前日までは…)

それならばと、前々から気になっていた鍾乳洞の「入水鍾乳洞」へ向かうことにしました

サジェスト検索すると「入水鍾乳洞 ヤバい」と出てくる鍾乳洞の神髄を記事にまとめました

 

晴れてますね…

晴れてるね…
仙台から福島まで東北道で南下しますが、天気はあいにくの(?)晴れ
山に行かないと決めたらこうだよ…

入水地区

高速を降りて入水へ

あぶくま洞の入り口を傍目に、入水鍾乳洞へ向かいます

 

入水鍾乳洞

駐車場は10台くらいでしょうか

やはり龍泉洞と比べると皆無といってもいいほど人がいません

それでもちらほらと家族連れが見えます

 

どこまでいくかで料金体系が変わってきます

大人だとAコースで550円、Bコースで700円、Cコースで4600円

Cコースの料金は1グループでの料金になるので、2人で割って2300円

Cコースのみ案内人が付くシステムになっています

(Cコースは事前の電話予約が必要になります)

 

入り口前で支払いをし、案内人が出てきてスタート

持参するように言われた「ヘッドライト」を付け、案内人の後をついていきます

 

終点まで

Cコースは特殊で、案内人がCコース終点まで立ち止まらずに案内して終点まで進みCコースの入り口で次の案内があるので先に戻ってしまうということでした

ゆっくり鍾乳洞を楽しむのは帰路でということなので一気に終点まで向かいます

洞内は外より10℃くらい寒く、常に足は冷水に使っている状態

防寒対策をしすぎることはないと思います

 

Cコース終点

ささっとCコース終点まで

実際には難所が何個もあったのですがカメラで撮る余裕もなかったので、入水鍾乳洞の全貌は帰りに撮りましょう

 

洞内は狭隘かつ水量も多く、動きづらいことこの上ないのでカメラの持ち込みには十分に注意したほうがいいと思います

一眼レフ持ってくるところじゃないけど、一眼レフじゃないとまともに撮れないという…

 

普通の鍾乳洞→「鍾乳洞には手を触れずに、お楽しみください」

入水鍾乳洞→「体をゴリゴリ鍾乳洞に擦り付けながら進んでください」

ローインパクトなんて糞くらえ精神

一から十まで、他の鍾乳洞では絶対に人を入れないところまで人を入れている入水鍾乳洞

これは「ヤバい」

 

成長を続ける鍾乳石

炭酸カルシウムを含んだ地下水が滴っています

 

このまま鍾乳洞に嵌って動けなくなるんじゃないか、というほど狭いところも

 

Bコース終点

Bコース終点、ここで案内人は帰ってしまいます

ここからは2人でゆっくり写真を撮りながら進みます

 

人がすれ違えるほど広いところが少ないので、何度か立ち止まります

家族連れや夏休みの学生が多かったと思います

 

第二胎内くぐり

四つん這いにならないと進めない「第二胎内くぐり」

ここでパンツまでビショビショになりました…

一眼レフを持ったままだとかなり厳しかったです

(防水バック、というよりバックの類は持ち込み禁止と言われたので裸で持っていくしかありませんでした)

 

時には鍾乳石を乗り越えて

 

時には鍾乳石を潜り抜けて

鍾乳洞とはいったい…

Aコース終点

Aコースまで戻ってきました

ここまで来たら難所もなく、ゴールまでもう少しです

 

不動滝

洞内に流れる「不動滝」

 

喜びの窓

「喜びの窓」

もわっと熱気が外から流れ込んできます

行って帰って60分くらいだったでしょうか

ゆっくり写真を撮りながらでしたので、実際には45分くらいで帰ってこれそうです

 

「入水鍾乳洞」、聞きしに勝るワイルドさでした

全体的な感想としては「生」の鍾乳洞でした

普通の鍾乳洞なら入らせてくれないところまで見ることができる希少な鍾乳洞です

 

 

あぶくま洞

入水鍾乳洞を後にして、お隣のあぶくま洞へ移動します

あぶくま洞は石灰岩の採掘中に見つかったもので、これが採掘途中の石灰岩露頭です

 

 

さすが一大観光地のあぶくま洞

ライトアップもされ、足元も整備されて、鍾乳洞の規模としても満点です

すぐ近くにある入水鍾乳洞とは豪い違いです

どっちが上だとかの話ではありませんが、ギャップがありすぎます

 

滝根御殿

あぶくま洞、一番の見どころ「滝根御殿」

洞内最大の鍾乳洞群です

まさに圧巻の規模で、さらにここでしか見ることができない希少な鍾乳石も見ることができます

クリスタルカーテンやボックスワーク、シールド、洞穴サンゴ

 

 

福島県田村市滝根町の二つの鍾乳洞「入水鍾乳洞」「あぶくま洞」

隣同士の鍾乳洞でしたが全く違うタイプの鍾乳洞

これで東北の主要な鍾乳洞は見て回りました

これで雨の日にやることがなくなってしまいました…

 

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