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アンモ浦の滝
まだ沢登り・滝巡りには早いが動き出せないこともない。
そんな中に誘われたのがアンモ浦の滝での滝登り。
アンモ浦の滝は一度滝壺まで下りたことがあったが、まさか自分がその滝を登ることになるとは思わなかった。
岩手県最大落差ともされる海岸瀑、アンモ浦の滝。
この時期のアンモ浦の滝の登攀の記録はなく、どうなるのかもわからない。
そんな不安の中、仙台から4時間、岩手県普代村まで向かった。
行程
ログ・YAMAP
アンモ浦の滝クライミング 撤退 / kuzumisawaさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
装備
ハードシェル・沢靴(ラバー)
水1L・行動食
ハーネス・ガチャ類(カム)・ロープ(50m・60m)
2024月4月14日 アンモ浦の滝・辺境クライミング
09:30 くろさき荘駐車場
今回は団栗林さんと前回の背戸峨廊で出会ったmooreeさん、そして初対面のひろCさんの4人パーティーだ。
黒崎展望台の駐車場からアンモ浦の滝までは自分が先導する。
前回のアンモ浦の滝の訪瀑はかなり前だが、なんとなくの道順は覚えている。
沢を下りあっというまに落ち口にたどり着いた。
09:53 アンモ浦の滝落口
滝の落ち口はかなり寝ていて、上からでは滝壺は見えない。
左岸のルンゼに移り、ここを下り滝壺を目指す。
ルンゼはかなりガレているので落石に注意しながら進む。
10:10 アンモ浦の滝直下
アンモ浦の滝、滝壺に到着。
滝を見上げると70~80mほどの流身が見える。
滝の大きさ自体は150mとされているが、登攀対象となるのはこの半分の長さだろう。
滝を眺めながら登攀ルートを確認する。
滝前での休憩のあと登攀を開始した。
まずはmooreeさんとひろCさんのコンビが登る。
mooreeさんのリードだが、かなりヌメるようでなかなか思うように進めないようだ。
慎重に登ってゆき、1段目の棚でピッチを切る。
次は自分と団栗林さんの番だ。私がリードで登ってゆく。
壁に足を置いてみると、なるほど確かに岩に苔がこびり付いている。
苔をたわしで落としながらロープを伸ばしていく。
岩もボロくハーケンもあまり効かない。掴んだ岩は剥がれ落ちる。
なんとか無事に1段目まで登り、団栗林さんをビレイ。
これで全メンバーが1段目にたどり着いた。
問題はこの上段からだった。
ひろCさんがリードで登るも、シャワーになるポイントからなかなか進めない。
それからmooreeさん、団栗林さんと挑戦するが極寒のシャワーが襲い掛かる。
団栗林さんがシャワーを超えたが、その先もまた悪いようでかなり苦戦している様子だ。
自分も挑戦してみたが、想像以上の寒さに心が折れてしまい早々に離脱。
さすがに諦めが早いとお叱りを受けた。寒かったもんで…。
時期の問題なのか、想像以上の水量と寒さに苦戦し時間切れとなってしまった。
このデカい滝に大きな宿題を残して撤退となった。
14:50 アンモ浦の滝撤退
棚の立木に捨て縄をくくり、懸垂下降で滝壺まで下りる。
人生初の辺境クライミングは苦い経験となった。
16:02 くろさき荘駐車場
降りてきたルンゼをまた登り滝の落ち口まで戻る。
みちのく潮風トレイルに戻ると、さっきまでの寒さが噓のような暖かさだ。
アンモ浦の滝へのリベンジを誓いながら今回の大滝登攀は解散となった。
辺クラ、なかなか厳しい世界だ…。
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— 葛見さわ (@kuzumi_sawa) April 14, 2024
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