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アンモ浦の滝
↓前日の記事からの続きです
滝ヤの朝は早い…はずだが、連日の寝坊でまたも出遅れる。
すっかり太陽が登った道の駅で目を覚ます、ゆっくり朝食を取り、ゆっくり身支度を整える。
この日は岩手県最大落差を誇る「アンモ浦の滝」の直下を目指す。
滝の直下へ降りれることは確かだが、ルートもしっかり分かっているわけではなく、帰って来れる確信があるわけでもない。
ただアンモ浦の滝の滝を滝壺から見上げてみたい欲望はある。
しかし、しんどい目にはなるべく会いたくはない…
葛藤を続けながら陸中黒崎灯台駐車場を目指す。

ヒトコト滝MEMO
高さ200mの断崖が続くリアス式海岸に流れており、陸中黒埼灯台近くの展望台から遠望できる。
滝の直下までは滝の脇のガリーを下ることで降りることが出来る。
聳え立つ断崖と青い太平洋の海、そしてアンモ浦の滝。ここでしか見ることが出来ない光景だ。
行程
- 08:30 陸中黒埼灯台駐車場
- 08:37 アンモ浦展望台
- 09:20 みちのく潮風トレイル
- 09:45 下降ポイント
- 10:08 懸垂下降開始
- 10:40 アンモ浦の滝
- 12:26 駐車場帰還
- 13:11 鵜の巣断崖
ログ・YAMAP
みちのく潮風トレイルから沢を下る。途中から左岸のガリーに入り、海まで下降。
装備
ハードシェル・沢靴(ラバー)
水2L・行動食
ハーネス・ガチャ類・ロープ(30m2本)←40m2本の方がよかったかも
撮影装備一式(魚眼レンズ+角型フィルター)
2021年9月12日 アンモ浦の滝
08:30 陸中黒埼灯台駐車場


駐車場に到着。天気は無事晴れてくれ、地元のジジババが駐車場で会合を開いている。
そんな雰囲気の中で「さあ、滝壺だ!」なんて思うことは出来ず、ダラダラと時間をつぶす。
とりあえずは「日本の灯台50選」に選ばれている「陸中黒崎灯台」を目指し散策する。
ぱっと見、普通の灯台にしか見えないが、リアス式海岸の上に建てられているため、光達距離は東北でも有数らしい。
ここからアンモ浦の滝は見えないので、一度駐車場に戻りアンモ浦展望台へ向かう。
08:37 アンモ浦展望台
アンモ浦展望台からは落差200mのリアス式海岸を眺めることが出来る。
ここからアンモ浦の滝が断崖の合間を流れている姿が見えるはずなのだが…
形状:段瀑/海岸瀑
水系:なし
滝の流身が陰に隠れてしまっており、見え辛いがアンモ浦の滝は確かに流れていた。
岩手県最大の落差を誇る150mの段瀑。さらに海へ流れ落ちる海岸瀑でもある。
水量は決して多くないものの堂々とした風格を携えている。
それはそれとして…
09:20 みちのく潮風トレイル


駐車場でうだうだしていても埒が明かないので、いい加減腹をくくり滝壺へ向かう。
長閑な駐車場でカラビナやハーケンの金属音をさせながら用意を進める。
みちのく潮風トレイルの通行者カウンターを回し、まずは滝の上流の沢まで歩く。
09:45 下降ポイント


滝の上流の沢まで歩いてきた。
ここからはルートを外れて滝の直下を目指し、太平洋まで下降する。
とりあえず沢を下り標高を落としてゆくが、滝の先がスパッと切れていて、その先に青い海が広がっているのが見える。
どうやら滝の落口まで来てしまっていたようだ。
少し沢を登り返し、左岸の小尾根を越えガリーに無事入った。
10:08 懸垂下降開始
ガリーに入ってからは岩や木を手掛かりに下ってゆく。
が、ここから先は岩も木も少なそう。おまけに砂利の斜面が続いているようだ。
ロープなしで下れると聞いていたが、ここは慎重に30mロープを出しシングルで懸垂下降をした。
懸垂下降で大岩の上に降り立つ。ここから先は岩がゴロゴロ転がっているので、岩を使いながら海へと降りて行ける。
遂にアンモ浦に降り立った。
10:40 アンモ浦の滝
リアス式海岸の合間に隠れるように流れる岩手最大落差の「アンモ浦の滝」の直下に到着。
直下から見える部分はアンモ浦の滝の下段の一部でしかないが、それでも相当な落差だ。
これほど落差を誇る海岸瀑は、おそらく東日本では他にはないだろう。
聳え立つ側壁の岩盤と雷のように形を変えて落ちる流身が素晴らしい。


トラブルもなく無事に滝壺まで下れて一安心。
穏やかな太平洋とアンモ浦の滝を交互に眺めながら、少し早めの昼を頂く。
それにしても…
12:26 駐車場帰還
滝前でしっかり撮影をした後に、ガリーを登り返して狭隘な崖の間を脱出。駐車場まで戻ってきた。
下りの時にロープを使ったのは大正解で、登り返しでかなり助かった。
持っててよかったロープとハンドアッセンダー!!
潮風が気持ちいい駐車場でハーネスを外し、この日の訪瀑は終了。
13:11 鵜の巣断崖


鵜ノ巣断崖(うのすだんがい)は、岩手県下閉伊郡田野畑村にある海岸景勝地。太平洋に沿って標高200mにも及ぶ大規模な断崖絶壁となっており、太平洋に突き出したような地形が特色。名の由来は中腹にウミウ及びカワウの営巣地があることに因み、鵜ノ巣断崖と名付けられたとされる。三陸海岸北部を代表する景勝地の一つで、三陸復興国立公園に属する。 Wikipedhia『鵜の巣断崖』より抜粋
帰りに「鵜の巣断崖」に寄り道。鵜の巣断崖方面にも海岸瀑があるらしいが、今日は大人しく仙台に戻ろう。
また機会があれば三陸の滝を巡りたいと思う。
