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会津駒ケ岳
もう2023年も春の気配をにじませてきた。
家から眺める蔵王連峰もだいぶ雪が少なくなったように見える。
もう冬山も終わりだが、最後に1座くらいは登りたい気持ちが湧いてきた。
会津駒ケ岳、冬スキーのメッカのここならまだ十分に雪があるだろう。
ただ、尾瀬檜枝岐村は遠すぎる…
会津駒ケ岳
福島県南西端、南会津郡檜枝岐村にある山。標高2133メートル。会津駒ヶ岳の名で知られる。古生層の粘板岩などからなり、山頂から四方に延びる稜線上には、かつてこの地域に広がっていた広大な侵食平坦面の名残が分布し、山腹の急峻な斜面と著しい対照をみせている。これら平坦面上には湿原や高山植物群落が無数に散在する。東麓の檜枝岐からの登山道のほか尾瀬方面からも縦走路がある。
"駒ヶ岳(福島県)", 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2023-04-22)
行程
ログ・YAMAP
会津駒ヶ岳ピストン / kuzumisawaさんの会津駒ヶ岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
MOVIE
2023年4月1日 会津駒ケ岳
07:40 道の駅・尾瀬桧枝岐
家は4時前くらいに出発しただろうか。到着は七時半。3時間半もかかってしまった。
尾瀬・下北・森吉。この三つのエリアは日光よりも時間がかかる。
あまり日帰りでは来たくないエリアだ。
登山口の駐車場がどうなっているかも分からなかったので、道の駅「尾瀬檜枝岐」に駐車。
舗装路を歩き始め、登山道に向かう。
こんな時期でも道の端には雪が見える。
檜枝岐村の民俗
全国有数の山村として知られる檜枝岐は周囲を高山にかこまれ,谷底高度も約900mの高冷地であるので,近年まで水田がほとんどない畑作村であり,ことに耕地の広い部分が焼畑であるため,雑穀主体の自給農耕を営み,かたわら木材加工および沼田街道の物資輸送によって生活した。焼畑を耕す期間は山中に出作り小屋を設け,そこで生活したという。夏季は山菜採り,冬季は積雪が多いので木工や狩猟が副業として営まれた。都会から遠くへだたって若者の集団生活などの古風な習慣や多くの俗信が残り,言葉も古いものが用いられているので,平家の落人の住みついたもののようにもいわれる。しかし,それらの古い習慣の大半はもともと平地の農村にもあったものが,山間で他地方からの情報流入が少なかったために,近年まで残存したものである。
"檜枝岐[村]", 世界大百科事典, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2023-04-22)
登山道に入るとしっかり雪が残っている。
しばらくは樹林帯を歩き標高を上げる。
900mから2100mまで高低差1200mとそこそこあるが、勾配は緩い。
腐った雪をアイゼンで踏みしめながら登ってゆく。
10:54 至仏山遠望
左手に立派なピークが見えてきた。東北最高峰「燧ケ岳」だ。
尾瀬には何度か訪れているが、燧ケ岳を登ったことはない。
今年か来年には登りたいとは考えている。
尾瀬で一泊して燧ケ岳と池塘巡りをしたい!
燧ケ岳
福島県の南西端にある火山。俎(まないたぐら=二三四六メートル)・柴安(しばやすぐら=二三五六メートル)・みのぶさ岳・赤なぐれ岳から成る。噴火のときに流出した溶岩流が、只見川の上流をせき止め、尾瀬ケ原・尾瀬沼が生まれた。燧岳(ひうちだけ)。
"ひうち‐が‐だけ【燧ケ岳】", 日本国語大辞典, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2023-04-22)
空を遮る木々も少なくなってきた。
山頂が見える。「会津駒ケ岳」のピークだ。
山頂手前は勾配もゆるくなり雪原も広がっている。
晴れてよかった、燧ケ岳が良く見える。
ピークまではあと少し。最後の登りだ。
12:00 会津駒ケ岳山頂
3時間半で山頂に到着。
山頂には10人くらいだろうか、スキーヤーが多くいた。
源六郎沢の方へと滑降するようだ。
こんな日に白銀の斜面をスキーで下れたら楽しいだろうなと思うが、リスクが恐ろしくイマイチBCスキーを始めたいと思えない…。
燧ケ岳の奥に至仏山も見えた。
至仏山も百名山の一つで、尾瀬を代表する一座だ。
中門岳には行かなかったが、北の稜線も美しい。
無雪期には池塘が多く見れる人気のコースだ。
14:20 道の駅・尾瀬桧枝岐
2時間弱でさくっと下山し、道の駅へ。
尾瀬で1泊し、日曜も他の山を登っても良かったが、この日は大人しく仙台に帰ることにした。
尾瀬の湿原はまたの機会にしよう。
4月も下旬になれば沢の季節が始まる。
今年も何本か予定を立ててるので充実した1年にしたい。
まずはGW。九州の沢と滝を狙っております!