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究極の直瀑 「百四丈滝」 山ルートより(加賀禅定道) 後編

 

日時:2019年8月10日 目的地:百四丈の滝

お盆の三連休にかこつけて、宮城から650km、石川県は白山の百四丈滝に行ってきました

地獄のような加賀禅定道・照りつける太陽・水を得るためには沢に下るしかない

そして最後は地獄のヤブ漕ぎと沢下り

艱難辛苦を乗り越え、やっと沢に下ることが出来た私たちを出迎えてくれたのは直瀑の王様「百四丈滝」でした

前編の続きとなっております

 

15:20 百四丈滝到達

DATE
落差:90m
形状:直瀑
水系:手取川水系

加賀禅定道が復元するまでは「幻の大滝」として知られていた百四丈滝

直瀑としても、裏見の滝としても日本最大級の規模を誇ります

百四丈滝の歴史は古く平安時代の「白山記」にも記述があったそうです

豊富な水量を誇る百四丈滝は、落口から一気に飛び出し、そのまま風に煽られ形を歪ませながら落ちます

これほどの規模の滝ですが滝壺はなく、落下点で四方八方に飛沫を散らし消えていきます

 

滝巡りを始めた時に「いつか訪れたい滝の一つ」だった百四丈滝

今自分がその滝の前にいることが信じられません…

 

さすがにノブ氏はお疲れのご様子

滝をバックに寝に入ってしまいました

夕まで時間もあるので私もゆっくり写真を撮ります

 

飛ぶ流身は一秒一秒姿を変えています

D750の連射性能が活きるとき!

 

風が強く雲が早く流れていきます

ところどころ青空が見え始めました

 

滝壺は浅く、膝程度の深さ

爆風と飛沫が我々を襲います

 

裏から眺める滝越しの青空

ある程度滝を巡っている私ですが、こんな光景初めて見ました

滝が影になっています

 

まさに龍

落口に光が当たり、美しさを増しています

 

滝でお互いに撮影

滝の規模がわかるでしょうか

 

滝壺にここまで近づけるこの規模の直瀑は本当に貴重ですので、悔いの残らないように飛沫を浴びます

ショーシャンクの空…

 

 

MOVIE

滝壺の迫力は是非動画でお楽しみください

 

18:30 沢泊

日も暮れてきましたので河原にキャンプを張りました

他のキャンプ地も探してみたのですが、なんだかんだここが一番立地がよかったので右岸に設営

増水したらまずいですが、そんときはそんときです

 

テント内でお湯を沸かしながらドライフードで体を温めます

 

滝壺で十二分に飛沫を浴びてしまったのでテント内で寒さで凍える私

8月と言えども高地の沢沿いは寒く、私たちを苦しめます

こうなったら服を脱いで「裸」でSOLに包まるしかない!!

 

SOL有能

朝までぐっすりでした

 

5:00 起床

谷に光が差し込んできました

一晩ぐっすり寝たことである程度体力も回復しました

沢で泊まる度、太陽の有難さに気付かされます…

あったけぇ!

 

朝飯を食べ、テントを片し、出発です

6時過ぎに沢登りを始めました

稜線まで4時間くらいは覚悟、5時間かかるかも…

 

百四丈滝の最後の撮影

今日はさらに谷に吹く風が強く、百四丈滝もまた違う顔を見せてくれました

 

百四丈滝、また訪瀑したいものです

山ルートを選ぶことはなさそうですが

 

8:20 岩の上で休憩

しんどい…

ひたすらにしんどい…

 

沢登り区間でも2回ほど違う沢に入り、鬼ヤブ区間をトラバースしたりと時間と体力を消費してしまいました

四丈岩までは大体1時間ほど

そこから枯れ沢を行くか、ヤブの稜線を行くか迷いましたが、沢もヤブが辛そうなので稜線のヤブを行くことに

 

枯れ沢はこんな感じ

 

ヤブはこんな感じです

 

どっちもどっちか…

 

稜線を目指し一歩一歩進んでいきます

終わらないヤブはないんだ!

終わらないヤブは…ない…!!

 

そう信じて進むしか無いんだ!!

 

10:30 登山道帰還

4時間…4時間かかりました…

 

天池までやっとこさ登ってきました

地獄は終わったんです!!

二人して疲労困憊になって天池で横になっていました

 

11日は夕方から天候が崩れてしまうという予報でしたのでさっさと小屋に戻りましょう

天候が崩れず時間に余裕があれば車に戻ってしまいましょう

 

途中でまた観瀑台に寄りました

あそこから登ってきたんだよな…

途中のヤブ漕ぎが辛すぎて滝の記憶が吹っ飛んでいます

 

12:10 奥長倉小屋

小屋まで帰ってきましたが、天候も崩れておらず時間にも余裕があるので車に戻ってしまいましょう

途中で小雨が降ってきましたが、火照った体が冷え気持ちいいくらいでした

もう車まで3時間もないのでさっさと下ってしまいましょう

 

最終的に完全に霧にのまれてしまいましたが、天候は崩れず怯えていた雷雨には出会いませんでした

日本海側の山は天候が一気に崩れるので本当に怖かったです

檜倉を抜けるとゴールはもうすぐです

 

15:50 登山口

遂にゴールです

1泊2日の26km(ヤブ漕ぎ込み)の地獄の行程でしたが、地獄のように美しい百四丈滝と出会うことが出来ました

こんな滝と出会えるから私は滝巡りを続けているんだよなと改めて感じた2日でした

今回こんな山行について来てくれたノブ氏には感謝しかありません

ノブ氏も百四丈滝の魅力にやられてしまったようで、今後の滝巡りにも同行するかもしれないとのことでした

また滝の沼に沈んだ人間が一人…

 

その後は石川の松任市の駅前にホテルを取り、次の日に宮城に帰りました

ホテルの窓を開けたら上がっていた花火でこの記事を締めさせていただきます

 

ではまた

 

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