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2020年11月7日 浄蓮の滝
海を堪能した後は「滝」!!
伊豆での用事を済ませ、次は滝用を済ませるために百名瀑の一つ「浄蓮の滝」へ車を走らせます。

ヒトコト滝MEMO
流身の右手に見える玄武岩の柱状節理は見事の一言。
観光客の集まる観光瀑だが、滝としての完成度は群を抜いている。
MAP
浄蓮の滝へ
2本のダイビングを終え、次は「浄蓮の滝」に向かいます。
ダイビングを終えた人たちの渋滞に巻き込まれながら、山へ車を走らせます。
浄蓮の滝観光センター
1時間ほど走ると「浄蓮の滝観光センター」に到着。
海から山に向かう途中で曇りが小雨になり、そして観光センターに到着する頃には本降りになってしまいました。
こんな悪天候の中でもこんなにも多くの観光客が訪れているのはさすがですね。
観光センターの裏手から長い階段を下り滝へ進みます。
浄蓮の滝
形状:直瀑
水系:狩野川水系
天城山第一の滝がこの「浄蓮の滝」です。
名前の由来はかつて山中にあった「浄蓮寺」から。
遥か昔、明治時代に道が拓かれるまでは容易に人が近づくことが出来ない秘瀑だったそうです。
流身は落口から筆で線を引いたようにすっと流れ落ちています。
滝壺は緑が混ざった深い青色で、深さは一説では15mほどあるとのこと。
正直、それほど深くはないと思うのですが…
滝に向かって左手に見えるシダは「ジョウレンシダ」、県の天然記念物に指定されています。
滝に向かって右手に見えるのは玄武岩の柱状節理。
約1万7000年前に噴火した鉢窪山から流れ出てきた溶岩流が冷えて固まり、浄蓮の滝が形作られました。
滝壺に向かって伸びるような柱状節理が美しい…
溶岩台地や火山がもたらす豊富な湧水が流れているおかげで、ワサビの生育も可能となっているのですね。
滝壺にはジョロウグモの化身が住むという伝説が残されています。
まんが日本昔ばなしの題材にもなっているんですね。
ワサビ田
滝の側にはワサビ田があり、浄蓮の滝の名物となっています。
名物の天然ワサビは売店にて販売されています。
この日は神奈川まで移動し、道の駅で一泊。
次の日は百名瀑「洒水の滝」へ向かいました。
