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11月8日 洒水の滝
前回の記事の続きです。
仙台から熱海へ大移動し、朝からダイビング2本と滝巡り。
そんな忙しい日の翌日は神奈川からスタート。
百名瀑の一つ「洒水の滝」を訪瀑します。
滝行でも有名な洒水の滝、この日の滝行は遠慮しましたが機会があれば是非挑戦してみたいものです。
今回の訪瀑では「洒水の滝の一の滝」のみの訪瀑となりました。
※現在、落石の影響で滝壺への道は進入禁止となっております(2020年11月時点)
ヒトコト滝MEMO
「日本の滝百選・洒水の滝」として知られているのは落差69mの一の滝。
名前の由来は密教用語の「洒水」から。
滝行の場として有名。
MAP
道の駅 足柄・金太郎の故郷
一日目は熱海でダイビングを楽しみ、その後伊豆半島の名所「浄蓮の滝」を訪瀑。
二日目は神奈川県の道の駅「足柄・金太郎の故郷」からスタート。
2020年6月オープンの道の駅。設備も整っていて驚きました。
洒水の滝 入り口
道の駅から「洒水の滝」までは車で15分程度。
早すぎたのか、それともこんな季節に滝に訪れる人が少ないのか、人気はありません。
入り口に突き出された「災害復旧工事の為洒水の滝へは行けません」(2020年11月現在)の一文に驚きましたが、休日は工事が入っていないので滝には行けるようです。
とりあえず一安心…
滝まではPから10分ほど歩きます。
洒水の滝は百名瀑だけではなく「かながわの景勝50選」にも選ばれています。
調べてみたところ、この「かながわの景勝50選」は1979年に選定されているようです。
百名瀑に選定される約11年前のことですね。
「かながわの景勝50選」の他に、「日本の名水百選」「かながわ未来遺産100」にも選定されています。
ところどころ工事が入っていました。
この工事が終わるまで平日は訪瀑出来ないようです。
洒水の滝
形状:段瀑
水系:酒匂川水系
落差69mの洒水の滝。
名前の由来は密教用語で「清浄を念じてそそぐ香水」を指す「洒水」から。
江戸時代の相模国の地誌「新編相模国風土記稿」では「蛇水の滝」とも記されていました。
修行の場としても有名で、この滝の滝壺で滝行をするために全国各地から多くの人が集まるとのこと。
上流には二の滝(16m)、三の滝(29m)が流れております。
二の滝、三の滝への道はなく、道なき道を進む必要があるので今回の訪瀑は見送りました。
現在、橋から先は通行止めとなっており滝壺まで行くことはできません。
滝壺からだと綺麗に「く」の字に曲がりながら落ちる洒水の滝の流身を見ることが出来たのですが…
遠目で眺めているだけでは満足できない体になってしまいました。
橋の手前から移動し観瀑台へ。
木々の合間から眺める洒水の滝は橋前からの眺めとはまた違った印象になりました。
「二の滝、三の滝も見てみたい」「滝壺から洒水の滝を見上げてみたい」という気持ちはもちろんあるので是非再訪したいですね。
滝不動尊常実坊
帰路は先ほど素通りした滝不動尊常実坊に寄りました。
毎年7月の第4日曜日には「洒水の滝祭り」が行われています。
TIMと浜田順子の滝行時の写真なんかも。
小田原城
「小田原まで来たのなら小田原城は寄って行かないと」
そんな声がどこからか聞こえてきたので、洒水の滝から小田原の市街地まで移動し、小田原城観光をしてまいりました。
冬も近づいて来てしまい、もう滝巡りもオフシーズンになってしまいました。
今年は本当にイレギュラーな年になってしまい、滝巡りも思ったようには出来ませんでした。
来年こそは何の気兼ねもなく滝巡りを楽しめる年になればいいですね。
とりあえず今冬は例年通り冬山を楽しみます。