船形山 大滝~山頂~升沢・周回コース 

 

船形山 大滝キャンプ場~山頂~升沢 周回コース

 

今回は県内でのゆるゆるハイキングの記事です。

そういえば栗駒や泉ヶ岳、蔵王は何度も登っているのに船形山は1回しか登れていないな…

ならば泉ヶ岳のように全コースとは言わないまでも、主要なコースを一通り歩いてみようと思い立ちました。

船形山の第一回目は「小栗山コース」で登り、「升沢コース」で下る、最短周回ルート。

距離は短いですが、駐車場までの荒れた林道12kmが待ち構えています。

林道核心を抜け、いざ出発。

 

行程

 

ログ・YAMAP

船形山 大滝登山口から反時計回り周回ルート / kuzumisawaさんの船形山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

 

装備

・ハードシェル・ソフトシェル

・水1L・行動食

・撮影装備一式

 

2021年6月6日 船形山登山

8:30 駐車場

保野川を遡るように走り、途中の薬師堂を右に曲がり林道に入る。

ここからは12kmほどの林道が続く。

走れないほどではないが、普通の乗用車だと腹は擦るかも…

駐車スペースはそこそこあるが、8時半だとほとんど埋まっていた。

 

登山口からすぐ船形山の稜線が見える。

大滝キャンプ場スタートだと頂上までは450mほど。

ゆっくり登って行こう。

 

船形山はブナの森としても有名だ。

秋にはこのブナ林が一斉に色付き、多くの登山客で賑わう。

 

登山道のところどころで出てくるシロヤシオツツジが目を楽しませてくれる。

 

枯れ沢を一気に登り稜線へ出る。

朝にはガスが掛かっていた稜線もほんの少しだが青空も見えてきた。

 

9:45 船形山稜線

船形山の山頂までは緩く、穏やかな稜線歩きが続く。

この丸っこい山頂も船形山の魅力の一つか。

心地よい風に体を押され先に進む。

 

振り返ると前船形と鏡ヶ池が見える。

 

山形側を眺めると山形盆地と朝日岳が見える。

朝日岳もそのうち登りたい山の一つです

 

ふっと足元に視線を落とすとミヤマキンバイ。

 

9:50 船形山 山頂

あっという間に船形山山頂。

さすが船形山登山道最短コース。

下山は升沢コースを使いぐるっと周回して大滝に戻る。

 

山形側は1200mほどのピークが乱立しており、見ているだけでも面白い。

観音寺コースや尾花沢コースは気になっている。

層雲峡コースも登ってみたいが、御宝前大滝から尾根への道がかなり不明慮になっているようなので難しいかもしれない。

 

山頂を後にし、升沢へ。

 

展望のいい快走路を下ってゆく。

船形山は本当に緑が美しい山だと、山頂から眺めることで気付くことが出来た。

 

升沢の源頭部に着いた。

完全に源頭は枯れている。

 

10:15 升沢(雪渓)

升沢の大部分は雪渓に覆われていた。

チェーンスパイクは持ってきていなかったので、慎重に下る。

雪渓もあまり長くはなく100mくらいだっただろうか。

 

10:40 升沢小屋

 

升沢小屋に到着。

この小屋には人権がある。

船形から泉ヶ岳まで繋ぐ時はこの小屋を使わせてもらおう。

 

三光の宮の分岐を左に曲がり、大滝キャンプ場へ戻る。

升沢の豊富な水も、山麓の湖沼群もこの立派なブナ林のおかげ。

水と緑が豊富な船形を十分に楽しむことが出来たコースだった。

 

11:30 下山

3時間で登山口に戻ってきた。

このまま帰ってもいいが、登山口から10分ほどの鈴沼が気になる…

カメラを担いで小走りで向かう。

 

鈴沼

 

鈴沼、別名ルリ沼は船形山麓の中では代表的な湖沼であり、その景観の特徴は「盆栽紅葉」と呼ばれている。

湖沼の中に点在する岩に生える木々が紅葉時に赤く染まり、水面に反射する光景が「盆栽紅葉」と呼ばれているが、もちろんこの時期では見ることは叶わない。

しかし新緑の鈴沼も美しく、緑と水、船形山の美しさが溢れていた。

 

アクセスがよければ大滝スタートもいいのですが、毎回12kmの林道はしんどい…
次は旗坂キャンプ場から登ることにしよう

 

案の定、車体は泥まみれ。

下山し、車を洗車機に突っ込みました。

 

滝巡りの合間合間に船形や蔵王は通おうと思っているので、また近い内に登ることにはなりそうです。

最終的には層雲峡コースから船形を登って、北泉ヶ岳、泉ヶ岳とつなげる山行をしようかなと画策中。

家からほどよく近い遊び場をまた一つ見つけました

 

訪瀑MAP
今まで訪れた滝の一覧はGoogleMapでまとめております

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