白神山地・くろくまの滝・滝壺

日時:2015年7月10日 目的地:くろくまの滝

 

ざっくりルート(自転車)

・弘前駅から県道31号で鯵ヶ沢へ

・鯵ヶ沢から赤石川林道に

・登山道からくろくまの滝へ

 

青森県には百名瀑が二つあります

一つは八甲田の山中にある松見の滝(八甲田 松見の滝 滝壺

そしてもう一つが白神山中にある「くろくまの滝」です

しばらく前の話になりますが、某年某月某日、その「くろくまの滝」へ行ってきました

 

他にも弘西林道からのルート(年がら年中通行止め)、岩木山からのルートなどがありますが、自転車だと結構難儀するので一番一般的なルートを選びました

 

後輩とふたりで31号を走っていきます

 

天気はそこそこですかね

渓流に入るので晴れている方が写真を撮るには都合がいいのですが

まあ、贅沢言いすぎですね

雨さえ降らなければ

赤石川林道に入り、途中の商店で休憩していたところ、おかみさんにスイカをいただきました

ありがてぇ

白神山地に入りました

どんどん緑が深くなっていきます

 

弘前から60km地点に駐車場があり、そこからは歩きです

「青森県砂防発祥の地」

アユとクマゲラの彫り物が見えます

そういえばここまで来る途中でもアユ釣りのおじ様が沢山いました

 

15分林道を歩くと…

 

くろくまの滝 落差85m 分岐瀑

写真でその雄大さがわかるでしょうか

白神山地、そのブナ林

ブナのとくちょうとして「保水力」があるのをご存知でしょうか

裸地と比べるとその保水力は段違いです

つまり、白神山地のブナ林全体が大きな水瓶になっているのです

なのでくろくまの滝は水が枯れることはなく、冬でもこんこんと流れ落ちます

その水瓶から流れる水がこの優美であり、勇壮である「くろくまの滝」を作り上げたのです

落口から岩肌をしたたり落ちているので、滝壺は深くなく直下まで歩いていけます

水の通り道だけが削れて、至上の彫刻を世界遺産白神に作り上げました

滝の姿が「観音菩薩」に見えることから信仰の対象にもなっています

間近で相対すると、滝に祈る人の気持ちも理解できます

また、熊の姿にも見えることから「くろくまの滝」と名付けられたとのことです

(見えるか?)

ひとしきり滝を満喫し帰路に着きます

 

帰りに「種里城址」に寄り帰宅

くろくまの滝には二の滝・三の滝があるので今度はそちらも行きたいですね

ではまた

 

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