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2020年9月21日 大釜の滝
前回の記事の続きです
轟九十九滝から酷道193号を走りさらに北上。
次の百名瀑は那賀町の「大釜の滝」です。
滝自体は国道脇に流れているのでこのまま193号を走り続けるだけなのですが、狭い道をずっと対向車を気にしながら走るのも精神的にしんどい…
ここまで来たらもう行くしかないのでそのまま北に向かって車を走らせます。
ヒトコト滝MEMO
水勢は強く、周囲の岩盤が流身に削られ美しい地形を作り上げている。
滝までは酷道193号を走り続けなければならず、滝にも駐車場はないので観光には少々難あり。
MAP
轟九十九滝~大釜の滝
国道193号。
100番台の国道とは思えないほどの酷道で、距離は轟九十九滝から大釜の滝まで60kmとそこまで長くないものの、道がひたすらに狭くなかなか思ったようなタイムスケジュールで進むことが出来ません。
ただ車窓から眺める四国の大自然は美しく、晴れた日の限界ドライブには最適なドライブコースかもしれませんね。(大ウソ)
9:37 那賀町
霧越峠を越えて那賀町に入りました。
覚悟はしていましたがやはりある程度時間はかかりますね。
10:40 大轟の滝
形状:分岐瀑
水系:那賀川水系
大釜の滝に行く前に国道脇に流れる「大轟の滝」に寄りました。
少し名前負けのような水量ですが、きっと豊水期には谷に轟音を響かせているのでしょう。
滝壺に降りられるような場所はなかったので遠望のみ。
ここからさらに上流に進むと、やっと「大釜の滝」到着です!!
11:10 大釜の滝
形状:直瀑
水系:那賀川水系
193号脇の階段を降りていくと大釜の滝が現れました。
流身も立派、淵の色も淡いブルーで美しいですが、なによりも目を引くのはその岩の造形。
水の侵食で削られた岩盤が見事で「大釜」の名前に負けない釜を持っている。
滝壺は15mほどらしいですが、砂利の堆積も見られるので今はもっと浅いかもしれませんね。
「日本の滝百選」はもちろんのこと、「とくしま88景」「とくしま水紀行50選」にも選ばれており、徳島を代表する観光地の一つでもあります。
滝壺までさらに近づけるとの情報もあったのですが、観光客があまりにも多かったので今回は大人しく撤退しました。
砂地まで移動できればかなり迫力のある一枚が撮れそうです。
展望台から
滝前から階段で展望台まで戻ってきました。
展望台からは滝は木に隠れてしまってあまり見えず。
駐車場(という名の路側帯)から車が溢れてきてしまったので、さっさと次の滝に移動してしまいましょう。
次の滝は「雨乞の滝」、今回の百名瀑巡りの最後の訪瀑となる滝です。