蔵王 御釜 ~番外編・峩々温泉とキツネ村~

 

 

 

峩々温泉

 

峩々温泉・公式サイト

宮城蔵王の三温泉「遠刈田温泉」「峩々温泉」「青根温泉」にはある伝説が伝わっています

まあ、端折ってしまうと三階の滝の滝壺で化蟹VS大ウナギ

三分割された大ウナギが飛んで行って、それぞれ「遠刈田温泉」に尾が、「峩々温泉」に胴体が、「青根温泉」に頭が

なので「遠刈田温泉」は神経病・婦人病に効き、「峩々温泉」は胃・腸・肝臓に効き、「青根温泉」は頭痛・眼病に効くとされています

三階の滝の立て札に書いてありました

 

「遠刈田温泉」と「青根温泉」は公衆浴場があり、私も何度か入ったことがあるのですが、「峩々温泉」は現在日帰り入浴をしておらず宿泊のみとなっています

前々から一度は入ってみたいと思っていましたが、予約をなかなか取ることが出来ずにモヤモヤしていたところ奇跡的に土曜日に取ることが出来ました

すみかわスノーパークから刈田岳まで登山し、御釜を見た後、家に帰ることなく「峩々温泉」に泊まってきました

なかなかにいい温泉でしたので記事にまとめてみました

 

 

 

峩々温泉

蔵王エコーラインから逸れ、谷へと下っていきます

湯治宿としても有名な『峩々温泉』は人里離れた山奥、蔵王山にある温泉の中でも一等秘境に湧いています

登山で芯まで冷えた体を早く温めに行きましょう

 

ロビー

宿に着くなりロビーに通され、お茶とお菓子を楽しみながら宿の説明を聞きます

薪ストーブで体を温めながら、そのままチェックイン

因みにこの峩々温泉はデジタルデトックスの宿でもあり、ロビー以外は電波も通っておらず圏外

(ロビーにはWi-Fiが通っています)

 

薪ストーブ!!

 

山の宿といえば薪ストーブですね

私の将来手に入れたいものリストの一つでもあります

 

部屋

チェックインも恙なく終わり、さっそく部屋へ

一人部屋なのでやはり寝るだけの部屋といった感じです

荷物を片付け、薪ストーブのあるロビーに戻りましょう

 

ロビー再び

やはりロビーが一番落ち着きますね

やはり薪ストーブの魔力は恐ろしいですね…

将来、自分の小屋を持つときが来たのなら薪ストーブだけは欠かせません

 

電波が届かないことは事前に知っていたので、タブレット端末に山ほど電子書籍をぶち込んできました!

夕飯の時間になるまでロビーで読書にいそしんでいましょう

山ほど小説をいれてきたのに結局読んでいたのは『深夜特急』の合本一冊でした

旅先で読む沢木耕太郎は最高なんだよ…

 

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薪がはじける音は眠りを誘います…

まどろみながら、読書を続けます

寝たり起きたり、外を眺めたり

時間富豪の過ごし方

 

夕食

夕食は釜飯と梅酒、蔵王の高原野菜

そして麓の遠刈田で営業している「森のレストラン ベルツ」のハムとソーセージ

食事の時間まで知りませんでしたが「峩々温泉」と「ベルツ」の経営が一緒でして、そのため夕食にも国際コンクールの金賞ソーセージが頂戴できるとのことです

まさに一石二鳥

 

食後はロビーで薪ストーブの前でミルクソフトに舌鼓を打ち、再び読書タイムに入ります

眠気が限界になり、部屋に移動

薪ストーブから離れるのは骨が折れました…

 

蔵王 キツネ村

 

さすがに1月の蔵王の朝は冷え込むが厳しいです

自分が想像していた厳しさよりもずっとです

峩々温泉をチェックアウトしてそのまま自宅に帰ろうとも思いましたが、それはそれでさみしいなとも思ったのでひとつ寄り道をすることに

遠刈田からは少し離れますが、南蔵王の「キツネ村」に行きましょう

TVやネットでも有名になった観光地ですが、遠刈田から距離もあるのでなかなか足を向かわなかった場所ですが時間もあるので観光の時間をとってみました

 

 

園内はキツネ天国

数える気にもならないほどのキツネが所せましと走り回ります

天気も良く絶好の日向ぼっこ日和なのでしょう

動物好きでない私でもキツネの寝姿にはほっこりします

 

 

ただ、見ていて一番興味深かったのがキツネ同士のガチンコファイトですね

餌の奪い合いだったり、場所の取り合いだったり

目の前で動物の喧嘩ってあまり見ることがないですからね

普段、下界でキツネを見てもエキノコックスの媒介人としか見ることがないですから

特に北海道で走っている時は…

珍しい経験が出来ました

 

一つだけ言っていいのなら、まぁケモノ臭いです

着替えと変えの靴は必要かと

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