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2020年9月5日 滝つぼ沢の滝
今回の旅の始まりはこんな一言でした。
百四丈滝などの記事に登場するのぶりど氏。
お互いに青森にいた期間が長く、青森には人一倍思い入れのある二人。
私は何度か松見の滝には訪れているのですが、のぶりどさんは未訪問。
それならばのぶりどさんを連れて久しぶりに松見の滝に行こうじゃないかと青森行きが決まりました。
松見の滝のついでに「滝つぼ沢の滝」「八甲田大岳」「酸ヶ湯一泊」の要素を追加し、一泊二日の弾丸青森旅行が決まりました。
朝4時に仙台を出発し、ハスラーを北に向かわせます。
初日は「滝つぼ沢の滝」に寄ってから、百名瀑「松見の滝」、そのあと「酸ヶ湯」で一泊予定です。(※あくまで予定となっております)
ヒトコト滝MEMO
落差15mと聞くとよくある小滝を想像してしまうが、滝つぼ沢の滝はそのイメージを優に超えてくる。
元々、水量の多い迫力のある滝だが、この日は前日の雨の影響で凶悪なほどの水量を誇っていた。
滝壺も浅く、流身に近づける滝だが、滝前に立つと足がすくんでしまう…
MAP
MOVIE
装備
・撮影機材一式
・ハードウェア
8:51 滝つぼ沢の滝・駐車場
東北自動車道をひいこら走り、青森の八戸西スマートICを降り一般道へ。
五戸を通り過ぎ、大沼平からさらに西へ進んでいきます。
中央線のない山道をしばらく進むと、一瞬視界の左下に看板のようなものが見えました!
路側帯に車を駐車し、先ほど見えた看板(のようなもの)の位置まで戻ります。
事前情報で看板があることは聞いていたのですが、こんなに風化しているとは…
滝つぼ沢の滝へはここから沢まで下降します。
車道から階段を降り、樹林帯を踏み跡をたどりながら進んでいきます。
前日の雨の影響かかなり地面はぬかるんでいました。
滝の音が強くなり、ふと右手を見ると滝の姿が。
9:00 滝つぼ沢の滝
形状:分岐瀑
水系:奥入瀬川水系
滝つぼ沢の滝に到着です。
落口から流れる流身が一段目の岩盤にぶつかり、扇状に広がっております。
一番左に流れる流身は跳ね滝になっており、美しい放物線を描いて滝壺に吸い込まれて行きます。
水量は落差15mという数字からは想像もつかないほど迫力満点で、沢に降り立った瞬間に爆風が私達を襲います。
滝前までは沢を歩かないといけないので、滝に近づきたい場合は濡れてもいい靴と服で来た方がいいかと。
「滝つぼ沢の滝」
なんとも不思議な響きを持つ名前の滝ですが、滝壺好きの私として外せない滝でした。
それにしてもこの滝が懸かる沢は「妙端沢」という名前なんですが、「滝つぼ沢」という名前はどこから来たのでしょうか??
滝に近づくと、キャップが風で煽られて飛んでいきそうになります!
三条の滝の滝壺のような風圧!
撮影どころか呼吸もままなりません。
左のヒョングリ部分。
奥入瀬・松見の滝へ
滝つぼ沢の滝から次の「松見の滝」へ移動しようと思い、西に伸びる林道を使い奥入瀬渓流に直行しようとおもいましたが、まさかまさかの通行止め。
現場近くのいた作業員の方に聞いたところ、いつだかの土砂崩れで道が使えなくなっているとのこと。
このまま進めれば奥入瀬渓流の雲井の滝付近に出ることが出来たのですが…
しょうがないので来た道を戻り102号に出てから八甲田を目指します。
松見の滝の記事に続きます…