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幻の大滝を求めて ~霧来沢・もうがけ沢~

 

もうがけ沢の幻の大滝

 

会越国境

様々な山・沢・滝が割拠するこのエリアに「幻の大滝」と呼ばれている滝があるらしい

7月三連休の初日、そんな「もうがけ沢」の「幻の大滝」へ遊びに行ってきました

 

MAP

奥会津「金山」から本名ダムの林道へ

登山道に入ります

 

ヤマレコ

合計時間: 9時間58分
合計距離: 13.78km
最高点の標高: 1064m
最低点の標高: 462m

地形図

ざっくりルート

・御神楽山登山道から八乙女滝前で入渓

・霧来沢からもうがけ沢へ

・20m大滝を越えると左手に支流、そこを登ると「幻の大滝」

 

2019年7月13日(土) 幻の大滝へ

 

7月の三連休、本来であれば2泊3日で岩手の沢に入ってしまう予定だったが、またも私たちを苦しめる雨

これで大幅に予定が狂ってしまった…

しかし土曜はなんとか天気も大幅に崩れないということで、日帰り沢をやることに

そんな訳で「会越・只見川流域・もうがけ沢」へお出かけして参りました

 

7:23 御神楽山登山口前

道の駅「金山」で6時に集合し、そこから本名ダムを抜け御神楽山の林道へ

登山道入り口付近の路肩に車を置き、最終準備を行います

最近は雨ばっかりでどこにも行けてないから、本当に久々の沢です

 

今回の沢行は何度も一緒している「滝ぺい」氏と「TKO」氏、前回のウメコバで初めましてだった「たな」氏

そして私を入れての計四名での沢になります

 

晴れてるやん…

この後、沢に入った後に少し天気が崩れましたが基本的には全行程晴れの奇跡が続きました

曇りで肌寒いのは覚悟していたのですが、日ごろの行いのおかげですね

このまま晴れててくれ…!

 

7:45 入渓

登山道から沢に入渓

八乙女の滝の少し手前のあたりから入りましたが、登山道をそのまま歩けば八乙女の滝を高巻こともできます

下流から進むと、ちょっとした淵や小滝も楽しむことが出来ます

 

7:55 八乙女の滝

地形図にも名前のある「八乙女の滝」

落差は5~6mほどでしょうか

ここを登ってからが沢登りの始まりです…!

 

上から一枚

左岸にロープが残置されているので、それをうまく使って登りました

 

8:46 ゴルジュ滝

10mのゴルジュ滝

この滝は右岸から高巻ですが、せっかくなので滝壺まで行ってみることに

 

滝までの短いゴルジュ

水で磨かれた岩肌が右に左にうねっています!

 

滝壺!!

 

高巻途中の写真

上流もゴルジュが続いています

右岸の支流12m小滝をトラバースした後、斜面を降り沢に復帰します

 

樋状の淵

せっかくの沢登り、巻いてクリアできるところもわざわざ沢に入って行きましょう

泳ぎが沢で一番すきかもしれない

 

9:30 10m滝

10m滝

最初は右岸から小さく巻こうかという話にもなりましたが、だいぶ厳しいとのこと

結局先人の遡行図の通り左岸から大きく巻くことにしました

 

ちなみにここでGoproが死亡する(バッテリー取り換えたところなぜか電源が一切入らない状態に…)

 

高巻中

高度を上げてから、少しトラバースしたところにある木に支点を取り、懸垂開始

30mロープダブルで余裕のあるくらいの落差でした(だいたい12mぐらい?)

 

今回初投入の「エーデルワイス」30mロープです

沢でも水を吸わない「スーパーエバーロープ」使用

今後の沢で酷使していく予定です

今回の沢でロープを出したのは、この下降だけでした

 

10:15 15m滝

更に直登できる小滝を越えていくと15m滝にぶつかりました

水量もなかなかあるいい滝です

どっしりと構えながらも繊細に刻まれる段瀑です

 

この滝は右岸の傾斜地から高巻きました

途中崩れやすい壁や砂の崩壊地トラバースがある渋い高巻で一瞬たりとも緊張が解けません

 

10:50 25m滝

最後に出てきたのがこの25m滝

上部から中部に広がりながらも、下段で窄まり落ちる形が特徴的です

立派な滝でしたので、滝を眺めながら小休憩

 

左岸にホールドがしっかりしていたので、高く巻かずに流身近くを突破

ホールドが繋がっていなくても、最悪草付きに逃げようと思い登り始めるも、スイスイと上部まで登れました

 

未だに高いところはなれません

落ちても下が水の巻きやトラバースならいくらでも大歓迎ですが

 

11:10 幻の大滝出会い

25m滝を登り切るとすぐ出会いになります

右岸から流れるナメ滝

この上流が「幻の滝」です!!

 

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幻の大滝

DATE
落差:80m
形状:分岐瀑

 

「幻の滝」と呼ばれる滝には2パターンあり、一つはその滝が秘境にあり訪れることも難しい滝

そしてもう一つは雨のあとにしか姿を見せない滝

今回の「幻の大滝」は後者で、この滝も雨の後にしか姿を見せず晴れが続くとただの大壁になります

水量は少ないながらも規模の大きな滝でした

 

そんな分類、実はどうでもよくて滝が綺麗で面白ければそれでOK

落差はだいたい50m~80mくらい

この上流はナメ滝が続きます

 

(ここでGoproが復活!本当に良かった…)

 

11:45 スラブ登攀

高度感抜群の滝右岸のスラブを登って行きます

当初の予定では滝前から820m地点沢に入渓するエスケープルートを取るはずでしたが、登ってしまったものはしょうがない…

最終的に林道に出ればいいのだ!

ということで上流のナメルートに変更です

 

12:10 謎沢

幻の大滝上流のナメ滝のお隣の謎沢に入渓

ここから稜線に向かい高度を上げていきます

緑豊かなジャングルチックなナメでした

 

12:30 地獄(ヤブ漕ぎ)スタート

標高1000mまで登り、ここからは八大地獄の九つ目「ヤブ漕ぎ道」の始まりです

ヤブ漕ぎのスタート地点から林道まで大体1kmちょっとぐらいです

踏ん張って行きましょう!!

 

14:40 天国(林道)への脱出

2時間以上かかりました…

林道に脱出した瞬間、五体投地をする男の図

たな氏
ヤブ漕ぎは満員電車!

乗車率300%超えてた…

 

ヤブは絡まり、灌木は行く手を遮り、何度も横切ることになった沢はまるで蟻地獄

地獄のような2時間でした

沢登りの記憶がすべて喪失してしまったほどの地獄がここにありました

 

思ったほど時間をロスしてしまったので、さっさと下山しましょう

とりあえず820m地点の沢へ向かいます

 

15:10 下降沢入り口

林道をそのまま下っても車まで戻れますが、沢を降ればかなりショートカットになります

先人たちのレポ―トでは特に難所もないようでしたので、沢を降ることにしました

 

沢は特に難所もなくスイスイ下ることが出来ました

ただ1本目の沢を見逃して、2本目の沢に入ってしまいました

途中で気づいたので尾根を越えてリカバリー

そのまま2本目の沢で下った場合、おそらくですが霧来沢の上流に出てしまうのかもしれません

一本目の沢、どこで見逃したんだろうか…

 

16:30 霧来沢

沢を降るとビタっともうがけ沢と霧来沢との出会いに出ました

ここまで来たらもうゴールまですぐです!

傾いた日が沢に落ちていきます。結構遅い時間になってしまいましたね!

 

17:15 登山口

遂にゴール!!

もう沢登りの記憶が昨日のことのようです

それだけヤブ漕ぎが強烈だったということですかね

もうヤブ漕ぎはコリゴリだよ…

 

このあとは道の駅「金山」まで戻り、共同浴場へ

汗を流したあとは田島のヨークベニマルに買い出しに行き、酒盛りを始めます

今日の沢の反省会と次の沢の計画を練りながら、ほろ酔いで床に就きます

 

雨の三連休

予定通りになりませんでしたが、いい沢トレーニングになりました!

 

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