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滝観洞 天の岩戸の滝
今年も長い梅雨が続いております…
せっかくの滝シーズンですが、休日を家で過ごす日々
ここで逆転の発想!!
ということで岩手の「滝観洞」で日本一の洞内滝「天の岩戸の滝」に会いに行きました!
10:20 滝観洞駐車場
「滝観洞」は遠野市から東に20km、「上有住」ICから降りてすぐのところにあります
仙台からは復興道路もあるので2時間もかからないほど
大崎で先輩ノブ氏を拾い、「滝観洞」へ
駐車場はそこそこ広く20台ほどのスペースはありました
入場料は大人1050円
入場前は少し割高に感じましたが、今考えると1050円は激安でした
3000円でもまた行きたいくらいのボリューム鍾乳洞でした
チケットを買うと「ヘルメット」「レインコート」「長靴」の3点セットをレンタルできます
私はGoproのマウントの関係もあったのでヘルメットとレインコートは持参
10:40 滝観洞入り口
入り口から冷気が漏れ出てきています
しょっぱなから腰をかがめてのよちよち歩きを強いられます
洞内はかなり狭く、今まで行った鍾乳洞のなかではかなりワイルド具合
全行程は700m
行って帰ってのピストンになります
洞内はところどころ証明がなく、足元が見えないところも
闇に岩幅が怪しく光ります
滝観洞スナップ
洞内は今まで見てきた鍾乳洞の中では断トツで水量が多く
足元には深く切れ込んだ水路が流れております
全体的には狭い洞内ですが奥に進むほど、縦横に切れている場所が増えます
足元はある程度舗装してあり歩きやすいのですが、ところどころ人ひとりくらいの大きさの落石があり嫌な汗がでます
11:10 瀬織津姫の滝 (小滝・女滝)
しばらく進むと「瀬織津姫の滝」に出ました
水音が鍾乳洞に響きますが流身は見えず
奥を覗くと細い段瀑が水音を響かせていたのが分かります
水の神様の名前が付けられた「瀬織津姫の滝」は女滝とされており、「天の岩戸の滝」と合わせて夫婦滝と呼ばれています
「天の岩戸の滝」の一歩手前の広大な空洞
宗教画みたいな一枚になりました
小滝の音が遠ざかり、またその先から別の水音が聞こえてきます
片道40分の鍾乳洞巡りもついに終着点
「天の岩戸の滝」に到着です
11:20 天の岩戸の滝
広い洞内に滝音を響かせるのが滝観洞の主瀑「天の岩戸の滝」です
流れ落ちる流身から水飛沫が舞っています
落ち口ものぞくこともでき、落差29mよりも大きく見えました
上段が岩盤で隠れているのが「早戸大滝」を彷彿させます
滝観洞の豊富な水量はここから来ていたのですね
水が洞内を削り作り上げた滝観洞、岩盤を見るとどのよう水食作用が働いているのかが分かります
滝も現在進行形で落口を削り続けているのが分かります
光沢を放つ岩盤と冷たく流れ落ちる洞内滝
「天の岩戸の滝」 洞内滝という新たな世界を垣間見ました
現在も上流の調査が続いている「滝観洞」
ケイビング用のロープが天まで伸びています
洞内の空間の全体図はこんな感じ
滝前は3~4人くらい立てるくらいの広さ
ここから先、上部には「住田の滝」「重義の滝」が流れていますが、一般公開はここまで
あとはケイビングの世界です
豊富な水量
滝壺はブルーにライトアップされています
きっとまだ見つかっていない鍾乳洞滝もあるのでしょう
ケイビングの人、頑張れ!!
12:10 休憩所
滝観洞から脱出
借りていた長靴を係員の方に返却していると、「滝観洞の上流部の動画が見れます」との張り紙が!!
もちろん見たいと言うと休憩室でビデオを見せていただけました
上流の「住田の滝」「重義の滝」「無限の泉」を見ることが出来ました
外は降ったり止んだりを繰り返す雨模様
外気温は夏にしては寒いはずですが、洞内の冷えと比べると生暖かく感じます
結構長いこと洞内にいたので体も冷えてしまいました
そんな体は焼肉で温めてしまいましょう
13:00 「ジンギスカン あんべ」
滝観洞から西に向かうとそこには伝承と神話の里「遠野」
今回「滝観洞」を調べるとなぜかサジェストに出てくる「ジンギスカン」の単語
どうやら遠野もジンギスカンが有名だということ
「それなら昼はジンギスカンだ!!」ということで、「ジンギスカン あんべ」へ
調べたら他にも「山形・蔵王」「福島・平田村」「鳥取・大山」なんかも名物らしいです
北海道の専売特許かと思っていました
ラムの「カタ」「カタロース」「モモ」を一人前ずつとライスの大盛り
二人でぱくついてちょうどいいくらいの量でした
野菜もラムも旨いし、特に玉ねぎが甘くて旨かった
一人2000円いかないくらいで済んのも大満足
「遠野はジンギスカン」
覚えました
そして雨の日は鍾乳洞
覚えました