養老の滝 ~岐阜県・養老~

 

 

2020年3月20日 養老の滝へ

ちょっとした所用だったのですが、名古屋に行く予定が出来てしまい日帰りで名古屋まで飛んできました。

滝以外にも観光したり、いろいろと今シーズンの準備をしてきたので、それはまた別の記事で詳細を書こうかと思います。

今回の記事では、午前中に巡った「養老」「養老の滝」の訪瀑の内容を書いて行こうと思います。

養老の滝といえば居酒屋チェーンの「養老乃瀧」がイメージになるかと思いますが、実際の養老は水も空気も綺麗なゆったりとした時間の流れる景勝地でございました。

 

養老の滝
  DATA
  ・落差:32m
  ・形状:直瀑
  ・岐阜県養老町
  アクセス ★★★★★
  危険度  ★
  絶景度  ★★

ヒトコト滝MEMO

岐阜県の南西部、養老公園内にある養老の滝。
滝の水が酒になり、その酒をもって父の眼病を直したとされる「養老考子伝説」が語り継がれている。
居酒屋チェーン「養老乃瀧」の由来もこの滝から。

 

MAP

 

8:30 養老山地

前日の夜から移動し朝一で名古屋に到着。

そこからレンタカーを借りて北西に車を走らせ、岐阜県に突入しました。

ICを降り遥か先に見える養老山地へと向かいます。

少し天気雨でも降っているのか山にうっすらと虹が掛かっておりました。

 

8:50 養老の滝駐車場

養老の滝「交通安全協会駐車場」駐車場代300円也。

滝のすぐ近くに「養老の滝駐車場」もあるのですが、駐車料金500円、繁忙期は1000円となかなかの金額。

駐車料金、距離が一番バランスがいいのがこの駐車だと思います。

ここから30分ほどハイキングを楽しみながら滝へ向かいます。

 

少し歩くと進入禁止エリア。

道には登山用のザックを背負ったグループが多く歩いています。

養老山は地元では人気のトレッキングコースとのこと。

私は滝までしか行きませんが、少し気になってしまいました。

 

少し早いですが桜も一部咲いておりました。

さすがに名古屋まで南下すると暖かいですね

 

小春日和。

 

滝に行く前に石段を登り養老神社に寄っていきましょう。

 

9:05 養老神社

境内には「菊水泉」が湧出しており、日本の名水百選にも選ばれております。

 

私もお参りし、旅の無事を祈りました。

 

滝への道は現在(2020年3月時点)では工事中ということで迂回しなくてはなりません。

 

養老ロープウェイ(現在営業終了)の近くまで登り、滝へ向かいます。

 

整備された石段を登れば滝までもうすぐです。

滝の音が聞こえてきました

 

9:22 養老の滝

30分ほど歩き「養老の滝」に到着です!

養老の滝

DATA
・落差:32m
・形状:直瀑
・水系:木曽川水系

落ち口から素直に落ちる直瀑でございます。

伝説のように滝水が酒になることはありませんでしたが、それでも素晴らしい直瀑です。

養老の滝も「菊水泉」と合わせて「日本の名水百選」にも選ばれており、また元正天皇がこの地を行幸した際に元号を「養老」としたこともよく知られております。

 

地質は非常に硬いチャートで、周囲は緑でおおわれておりますが、滝裏はその姿を見ることが出来ます。

落ち口から飛ぶように流れる流身と岩盤に這うように流れる流身の二層となっており、長秒で撮るとその二層の美しさが映えます。

 

下流から一枚。

観光瀑だからか両岸の石垣が気になってしまいます。

 

遠望でさらに一枚。

石に苔がびっしりと繁茂しており、全体的に緑が多い印象です。

 

シャッターを切っていたら、雲間から太陽が差し込み光芒が出てきました!

滝前に着いた時から小雨が降っていたのですが、太陽が出てきて一安心。

そしてこんなご褒美まで貰えるとは!

これは美しい!!

 

10:30 養老サイダー

滝を後にし遊歩道を下り、売店で休憩。

「養老サイダー」を購入。

養老サイダー(ようろうサイダー)とは、かつて岐阜県養老郡養老町に存在したサイダー(地サイダー)、および製造元の養老サイダー株式会社のこと。明治時代から昭和時代前期にかけて西日本で人気が高く、昭和初期には東日本の三ツ矢サイダーと双璧をなしていた。 by Wikipedia

 

Wikipediaでは「かつて」と書いてあるように2000年に製造販売中止になっておりましたが、なんと2017年に復活!

現在は養老公園内限定販売となっているようです。

味はそこまで甘くなくスッキリとした印象

 

お店でサイダーを飲みながら休憩していると、お店の女将さんからお隣の「ひょうたんらんぷ館」のご紹介を受ける。

せっかくだからと入館。入館料100円也。

格安!!

 

10:40 ひょうたんらんぷ館

薄暗い中、暖かい光のひょうたんらんぷが輝いております。

ひょうたんのデザインが素晴らしく、一つ一つしっかり見ていたら時間が溶けてしまいます。

旦那さんがひょうたんらんぷの解説をしてくれるのですが、ひょうたんのプロに話を聞けるのことなんてめったにないのでいちいち疑問を聞きながららんぷを見て回りました。

ひょうたんは一年草であること、最近は天候の影響で不作の年が続いていること、ひょうたんの種によって大きさが変わってくること。

他にもいろいろと聞かせていただきました。

ふらっと寄ってみただけでしたが、思いもよらない出会いや気づきがありました。

 

 

 

名古屋へ

養老の滝のあとは、名古屋に戻り「豊川稲荷」「熱田神宮」を観光し、宮城に帰りました。

今年は名古屋・紀伊半島への遠征も多くなりそうなので、おススメスポットがあれば教えてください。

「秣の滝」「名古屋城」は今回訪れることが叶わなかったので次回必ず!

待ってろ名古屋!待ってろ紀伊半島!!

 

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