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折合沢の滝巡り
この日は南三陸での滝探索。
以前は南三陸は沢も滝の印象もほとんどなく、巨瀑なんかもないものだと思っていた。
そんな中、南三陸滝見隊の方が折合沢という名前の沢をブログで紹介していた。
その沢には10m級の沢が少なくても3本はあるようだ。
記録ではF3まで遡行して引き返していたが、もしかしたらその先にはさらに規模の大きな滝があるのではないか。
可能性があるならぜひともこの目で確かめてみたい。
ポムチムと2人、南三陸の折合沢で滝調査に向かうことにした。
行程
- 07:35 林道
- 08:30 折合沢入渓
- 08:56 折合沢F1
- 09:07 折合沢F2
- 09:30 折合沢F3
- 09:40 折合沢F4
- 11:08 折合沢F5
- 11:13 折合沢F6・F7
- 11:43 折合沢F8
- 11:51 折合沢F9
- 12:35 折合沢F10
YAMAP・ログ
折合沢 滝探索 / kuzumisawaさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
装備
ハードシェル・沢靴(ラバー)
水1L・行動食
ハーネス・ガチャ類・ロープ(30m)
2024年7月21日 折合(あわせ)沢・滝巡り
07:35 林道
大槌町ICで降り、山に入っていく。
長閑な風景の中、車を進めていき林道へ入った。
しばらく進むもどんどん道が荒れていくので、途中で車を路側帯に停め沢まで歩いてゆく。
08:30 折合沢入渓
折合沢は森が美しく穏やかな景観だ。
典型的な東北の沢といった様子。
本当にこの先に滝が流れているのだろうか。
滝の気配はまったくしない…
08:56 折合沢F。
20分ほど歩くとF1が現れた。
高さは7mくらいだろうか。
右岸にロープがかかっており、簡単に登れる。
09:07 折合沢F2
F1の先にすぐF2が流れ落ちている。
この滝はなかなかの迫力だ。
高さは10mほどだろうか。
この滝も右岸から巻いた。
09:30 折合沢F3
また沢を歩いていくと次はF3が現れた。
この滝は7mくらいだろう。
F1、F2と違い、日が入っているのもあってか長閑な雰囲気のするF3だ。
F3を超えると、ネットの記事ではまだ見たことのないエリアに入る。
先に滝のようなものが見える。
あれはF4だろうか。
ここから先が未知のエリアだ
09:40 折合沢F4
ちょっとした段差のような滝だったが、これがF4になる。
少し沢が狭まってきた。もしかしたらこの先にゴルジュがあるかもしれないとテンションも上がってくる。
しかし2時間ほど歩いても滝が現れない。これはスカ沢かと思っていたところ…。
11:08 折合沢F5
大迫力のF5が現れた。段瀑になっていてその先にはF6も見える。
このまま滝が現れずにすごすごと撤退することになるかと思っていたが、なんとか希望はつながった。
段になっている流身右を登っていく。
これは嬉しい!
11:13 折合沢F6・F7
F6の前に立つと、F6の上にすぐF7が流れていた。
F6はなんとか登れるように見えたが、F7は登れそうに見えない。
ここは大人しく右岸のぐずぐずの斜面を登って大きく巻いた。
巻き終わったところにトラロープが張られていた。
てっきり人が入っていない沢なのかと思っていたが、どうやらしっかり人は入っているらしい。
これにはかなりがっくりした。
おそらく地元の釣り人が入っているのだろう。
F3以降は人が入っていないかと思っていましたが、そんなに世のなか甘くないね
11:43 折合沢F8
F7を巻き終わるとF8が現れた。
本流の段瀑もなかなかいいが、支流の枝沢も素晴らしい。
この滝前はかなり長閑な空間だったので、ここで小休憩を取った。
11:51 折合沢F9
F9は小ぶりな2段滝。
簡単に登れるが、ムーブがボルダーチックで面白い。
12:35 折合沢F10
F10を超えると沢も平凡になってきた。
沢を詰めていくと林道にぶち当たる。
これで折合沢の滝巡りも終了だ。
荒れ果てた林道を使って下山。
途中斜面を下り林道をショートカット。
無事、車まで戻ってきた。
久々の滝巡りは新鮮で面白かったが、記録がないだけでしっかり人が入っている沢であったし、
下山も歩きづらい林道をひたすら歩かないといけない。
あまりお勧めできる沢ではないが、たまにはこんな活動もいいだろう。
懲りずに沢開拓、滝開拓も続けます