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三ツ石山
今年も紅葉の季節がやってきました。
例年栗駒山の紅葉見物には行ってましたが、昨年あたりから登山客の数がとんでもないことになっているそうなので、今年はどこか違うところの紅葉を見に行こうかと。
そこで見つけたのが「三ツ石山」、本州で一番早い紅葉が見られるとのことで最近よく取り上げられている山です。
おそらくこの山もかなりの人が入ってそうですが、まあ栗駒よりはましでしょう。
今回は登山初心者の仕事関係の方と一緒の登山です。
山頂まで片道2時間強、この程度なら問題ないだろうと三ツ石山の紅葉を目指し出発します。
ヒトコト山MEMO
中沼登山口からスタートし山頂までノンストップ。
山頂からの紅葉の絨毯は栗駒山にも負けず劣らずの絶景でした。
登山初心者を連れて行くならおススメの山の一つです。
行程
ログ・YAMAP
三ッ石山の紅葉登山 / kuzumisawaさんの三ッ石山（岩手県）の活動データ | YAMAP / ヤマップ
装備
ハードシェル
水1.5L・行動食
撮影装備一式
2021年9月25日 三ツ石山 松川温泉から
０９：００ 松川温泉
今回は松川温泉登山口からのスタート。
少し遅く出たので到着は９時、当然のように駐車スペースはほぼ満車。
でしょうねと思いながら、登山の支度を整え、いざ入山。
登山口からすぐ、尾根に乗るまでが一番の急登。
この展望もないだらだらとした登りで同行者が飽きないでくれ！と思いながら、少しガスのかかった尾根を進む。
階段や、木道などでしっかりと舗装はされているものの…
一時間半のユル尾根を登り続けると、少しずつだが展望が出てきた。
先には「三ツ石湿原」と「三ツ石山荘」が見えてきました。
１０：４１ 三ツ石山荘
三ツ石山荘、そしてその先には「三ツ石山」が現れた。
ここで「松川温泉」からの登山客と「編張温泉」側からの登山客が合流します。
一気に登山客が増え、山荘のトイレの順番待ちの列が出来てます…
山荘ではあまり休憩出来そうになかったので山頂まで進んでしまおう。
ただこの区間も人の往来が多く、なかなかスムーズに進めません。
後ろを振り返ると、ガスは抜けてくれましたが、岩手山はなかなか顔を出してくれない…
１１：２０ 山頂
山荘から30分程度で山頂に到着。
山頂に辿り着く前は「あまり山麓は紅葉してないなぁ」なんて思っていたが、山頂直下の紅葉は見事の一言！
ここまでドロドロの泥濘の中を歩いてきた甲斐があります！！
紅葉の招待は「峰楓・ミネカエデ」と呼ばれる落葉低木。
高山では1~2mまでしか育たないので、このような赤の絨毯を作り上げることが出来るようです。
栗駒の紅葉は「神の絨毯」なんていつの間にやら呼ばれているようですが、この三ツ石山も全く引けを取らない美しさです。
大深岳に繋がる稜線が通る湿原の風景も素晴らしく、このまま八幡平まで歩いてゆきたくなってしまいます。
東を向けば岩手山がどっしりと構えています。赤の絨毯と岩手山は三ツ石山でよく撮られている構図ですね。
１４：００ 下山
退屈な尾根を1時間ほど歩き下山。
その後は松川温泉の「松川荘」さんで汗を流し、仙台に戻りました。
三ツ石山もさらに有名になったらこれ以上に混むだろうな‥と思いながら、来年の紅葉はどこで迎えようか一年考えようと思います。
