蔵王 残雪期刈田岳 ~三度目の御釜チャレンジ~

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蔵王 御釜

 

蔵王の顔といえばまず浮かんでくるであろうものが、この御釜ではないでしょうか

今年、2度御釜を見るべく御釜アタックを敢行しましたが、2度とも悪天候で全く姿を見せず

3度目の正直となるのでしょうか

冬の蔵王は本当に気難しい…

日時:2019年2月23日 目的地:澄川スノーパークから御釜まで

 

MAP

 

ざっくりルート

・すみかわスノーパークからリフトを乗り継ぎ終点まで

・大黒天から剣ヶ峰経由で刈田岳

・刈田岳が晴れることを祈ります(運ゲー)

 

 

今年、3回目の蔵王山

1回目はすみかわスノーパークからアタック

大黒天にて天候不良で撤退

2回目はライザワールドからアタック

樹氷は見れたものの、御釜は全く見えず

そして3回目… すみかわスノーパークからのリベンジアタックです

 

天気は晴れているものの、山頂には雲がかかっています…

さらに高層の風が強いのか、ものすごい速さで雲が飛んでいきます

少しの不安を感じながらすみかわスノーパークへ車を走らせます

 

10:30 すみかわスノーピーク

いつものごとく、リフト3回券を買いショートカット

 

10:55 第三リフト

前回はスキー場からガスっていて何も見えていませんでしたが、今回はリフトに乗りながらも景色を楽しめました

リフトの下をボーダーやスキーヤーが滑り抜けていきます

スキーなんて20年近くやっていませんが、毎週のようにスキーを楽しんでいる人たちを見ると少し滑りたくなりますね…

 

リフト終点から大黒天までは雪上車の通り道を水平移動

シュカブラと青空が美しい…

 

天候が怪しくなってきました

(どうか御釜だけは晴れていてくれ…)

 

11:30 大黒天

宮城側から刈田岳や熊野岳へ向かう際には毎回通ることになる大黒天ですが

降雪期とは思えないほど、荒々しい山肌が露わになってしまっています

 

大黒天から尾根を繋いで歩いているとやっと冬山の姿を見ることが出来ました

BCスキーヤーや登山客がちらほらと見えてきました

 

何度も言いますが、本当に雪が少ないですね

11:50 稜線より

 

南蔵王側は明るいのですが、肝心の御釜はどうなのでしょうか

 

12:10 御釜到着

 

 

三回目のチャレンジでやっとこさ御釜を見ることが出来ました!!

御釜はやはり結氷しており、薄く神秘的な青色

これが見たかったのです!!

 

12:50 刈田岳山頂

この前来た時よりもだいぶ鳥居も痩せてしまいました

あとはもう雪も解けてゆく一方でしょうか

今年は樹氷のシーズンは1月下旬から2月の第一週までとだいぶ短くなってしまいました

 

↓前回の登山の際の刈田岳の鳥居

だいぶ太っていましたね

 

たまに顔を出す太陽が気持ちいい

晴れの雪山はいぎなり気持ちいです

(いぎなり=すごく 宮城の方言です)

 

蔵王の神様に御釜を見れたことを感謝し、下山します

Thank you ZAO!!

帰路はエコーラインを歩いて帰ることにします

 

13:45 不帰の滝遠望

不帰の滝ブルーファングを見るために。駒草平に寄りました

仙人沢アイスガーデンを見て何となく、今年のブルーファングはグズグズだとは予想していましたが、実際にはどうでしょうか

ブルーファングは不帰の滝の右岸に育つので展望台からは̻死角になっていてみえないので、まわりのアイスの育ち方をみて予想するしかないのですが…

 

エコーラインはかなりアスファルトが露出していました

これならMTBに乗って遊べるような…

雪上FATバイク…

 

14:20 すみかわスノーパークへ

スノーパークまでエコーラインのカーブをショートカットしながら下山

スキー場を下るよりは楽だったような気がしますがどうでしょうか

スキー場をスノーシューで下るのは気を張るし、「シリセードで下りてー」とか思ってしまうので、雪原歩きしているほうが健全ですかね

 

この後は無事にスノーパークへ戻り、予約をとっていた峩々温泉へと向かいました

 

 

基本的に私の冬山登山は滝巡りのシーズンが始まるまでのアップみたいなものですが、それだけだと退屈してしまうので実は2つ冬山登山で目標を建てていました

それが『「蔵王樹氷」「蔵王御釜」を写真に収める』でした

今回の登山で一応コンプリートしたので、ほっと一息つきました

2019年のコンセプトの一つ『蔵王を知る』

冬の蔵王はある程度見て回ったので、あとは無雪期のバリエーションが課題でしょうか

 

はやく滝のシーズンが始まらないかな~

 

次の記事は下山後に泊まった「峩々温泉」と「キツネ村」の記事になると思います

ではまた!

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