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蔵王・両門の滝
実は蔵王のエリアに入るのは久しぶり。
よく滝巡りを始めた時期には「不動の滝」「三階滝」「不帰滝」などに訪瀑していたが、
気になる滝は巡ってしまっていたので少し足が遠のいていたエリア。
KCが新潟から宮城にやってくるとのことで、百名谷である「八方沢」を遡行することに。
蔵王エリアでも有数の規模を誇る谷であるらしい。
また八方沢には何本も滝が架かっており、特に「両門の滝」はよく知られている。
1泊2日の行程も多い沢ですが、今回は日帰りで遡行することに。
日が暮れるまでに下れるか??
ログ・YAMAP
八方沢 / 葛見さわさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
装備
・ハードシェル・沢靴(ラバー)
・水1L・行動食
・ハーネス・ガチャ類・ロープ(30m)×2本
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2025年6月28日 八方沢
入渓
蔵王ダムから登山道を歩き、八方沢まで。
八方沢は平凡な河原からスタート。
側壁から流れ落ちる無名瀑。
規模、流身を見ても文句のない分岐瀑。
ぶっちゃけこの滝が八方沢で一番美しかったかもしれない。
台風の影響でF1とF2は埋もれてしまっているよう。
序盤はひたすらに河原を歩く。
正直、序盤のエリアはかなり退屈。頭がおかしくなりそうなくらい何にもなかった。
F3
ようやく滝が出てきた。
F3は二条の分岐瀑。この滝は左岸から簡単に登れる。
F4
F4、このあたりから本格的に沢登りになってくる。
ようやく楽しくなってきた。滝は8mくらいの落差だろうか。
流身の左から凹角に入り込んで、体を持ち上げて登るムーブを求められました。
正直ちょっと怖かった…
淵は泳ぐがかなり寒い
序盤との対比で、泳ぐだけでもかなり楽しい!
F5
この滝は巻いたっけ?
八方沢大滝・F6
八方沢最大のF6。落差は15mくらいだっただろうか。
流身がぶっ太い名瀑だ!
MOOREEさんが泳いで取り付き、スルスルと登っていった。
取り付きまで苦労していたが、取り付いてしまえば問題がない。
F7?
もうFナンバーがわからない。
ホールドは顕著なので簡単に登れる。
両門の滝
八方沢の終点はこの両門の滝だ。
15mオーバーの滝が2本滝壺に流れ落ちている。
正直、規模的にはF6のほうが立派に見えたし、自分好みではある。
水量の多い時期であればもう少し見え方も違うのかもしれません。
詰めと下山
八方沢の上流は開けたナメになっており、爽快な沢登りを楽しめる。
ただそんなナメは長く続かず、ほどなくして登山道と合流する。
ここから下山まで4時間以上かかっただろうか。
かなり下山が長かったことだけ覚えている。
蔵王ダムまで戻り下山。
たしかに行動距離は長いので1泊2日で登るのもありかもしれないが、
慣れたパーティーなら日帰りも問題ないだろう。
蔵王エリアの滝ということで訪瀑したが、訪瀑価値があるかはどうだろう。
沢としても序盤の河原区間が長すぎるような気もする。
再訪はしないかな…?