石鎚山登山 四国カルストとUFOラインを添えて ~愛媛県・西条市/久万高原町~

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石鎚山

↓前日からの続きです

 

本来の予定ではこの日に雪輪の滝に行って、午後に四国カルデラに行くつもりでした。

ですが、昨日の頑張りのおかげかこの日にも予定を詰め込むことに成功しました。

まず「四国カルデラ」で朝焼けを見て、その後「石鎚山」に移動。そして石鎚山に登頂し、「UFOライン」経由で香川まで。

四国遠征は最後まで予定ぎっしりだ!
DATA

 標高:1,982m

 山系:四国山地
 アクセス ★★★★
 危険度  ★★★★
 絶景度  ★★★★★
 体力   ★★

ヒトコト山MEMO

西日本最高の標高を誇る「石鎚山」。
古くから霊山として知られており、山頂まで続く鎖場はその歴史を覗かせている。
二ノ鎖、三ノ鎖、そして弥山から天狗岳への稜線歩きと高度感のある登山を楽しめる。

行程

 

ログ・YAMAP

連日の石鎚山 / kuzumisawaさんの天狗岳(石鎚山)石鎚山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

 

装備

ハードシェル・沢靴

水2.5L・行動食

撮影装備一式

2021年7月24日 石鎚山 四国百名瀑巡り3日目

5:00 四国カルデラ

朝一で四国カルストに突入。日の出には間に合わなかったが、朝焼けの一番いいタイミングには間に合った。

と思いきや、展望台に着いたタイミングでガスが一気に四国カルストを覆い隠す。

これは厳しいか…

と車で待機していると、少しガスが引いてきてくれた。

青空とはいかないが、ガスをバックに四国カルストを撮影。

これで日本三大カルスト「平尾台」「秋吉台」「四国カルスト」を制覇したことになる。

どこも素晴らしかったが一押しは「平尾台」でしょうか
千仏鍾乳洞も含めてかなり印象に残っています

 

8:30 石鎚山駐車場

四国カルストでの撮影終了後、石鎚山の土小屋に向かう。

まさか2日連続の石鎚山スカイラインになるとは思いもしなかった。

駐車場に着くころにはガスも抜けていて、夏らしい青空が広がっていた。

 

土小屋からの道は舗装路かというぐらい整備されており、登山というよりハイキングに近いように感じる。

木々の合間からこぼれる日の光を感じながら石鎚山へ一直線に向かってゆく。

景色が開けると、先には石鎚山の主稜線が伸びていた。

 

10:06 二ノ鎖元小屋

1時間半ほどで二ノ鎖元小屋に到着。

照り付けるような太陽で汗が止まらないので、堪らずに小屋で小休憩。

ここからが石鎚山の核心だ

 

10:17 二ノ鎖

石鎚山が信仰の山であり、修験道の修行の場であったことが伺い知れるのがこの連続する鎖場だ。

今回の土小屋からのルートだと二ノ鎖と三ノ鎖しか使わないが、山頂成就駅から表参道を使用すると合計四つの鎖場を楽しめる。

二ノ鎖はそこまで高度感もなく、傾斜もそこまで立ってなかったので安心安全に登ることが出来た。

 

10:30 三ノ鎖

二ノ鎖を無事登りきるとすぐ三ノ鎖が待ち構えている。

三ノ鎖はなかなかに展望がよく、かなり高度感があるので高いところが苦手ならば迂回するのも一つだろう。

ただ鎖に足場もついているので、慎重に進めば心配はないと思う。

たまに沢に行っても高いところは怖い
怖いものは怖い

 

こちらの写真は石鎚山の山頂を引きで撮ったものになる。

二ノ鎖を赤、三ノ鎖をオレンジでなぞってみたが、こう見ると三ノ鎖の傾斜が結構キツイことがわかる。

しかしどうやら傾斜だけでいえば麓の「試しの鎖」が一番厳しいらしい。

 

10:45 弥山山頂

三ノ鎖を登りきると石鎚山弥山の山頂に到着。

視界に飛び込んできた鋭鋒「天狗岳」、その狭いリッジを進んでいる姿がよく見える。

少し山頂で休憩したのち、天狗岳の山頂へ向かう。

鎖場から続くこのルートは高度感抜群で緊張感がありますね

 

11:00 天狗岳山頂

慎重にリッジを進み、石鎚山の山頂、西日本最高を目指す。

グリップは悪くないので、慎重に進めば問題はないが、人とすれ違う時は注意が必要だ。

切れ落ちた崖下を覗くと足がすくんでしまう。

天狗岳の山頂は広くもないので山頂の写真を撮った後はさっさと弥山の山頂まで戻る。

生きた心地がしなかった…

 

弥山山頂に戻り小屋でコーラを購入。

500円するバカ高コーラだが、カンカン照りの中で飲むキンキンのコーラは1億点。

石鎚山の南側の山麓、御来光の滝はここあたりだろうかと眺めながら小休憩。

 

下山は迂回ルートで二ノ鎖元小屋まで。

鎖を登るよりこの階段を上った方が草臥れそうだ。

 

13:26 土小屋テラス

小屋からはピストンで土小屋まで戻ってきた。

暑さで少し頭がぼーっとするので、イチゴシェイクを頂きながらクーラーの効いた店内で少しゆっくりする。

今日の予定はとりあえずこれで終わりだが、時間もあるので四国の快走路「UFOライン」を使って香川へ向かおう。

 

14:30 UFOライン

UFOライン(雄峰ライン)、全長27kmの標高1,300m~1,700mを走る天空のドライブコース。

近年では新型カローラのCMロケ地としても有名だ。

自転車に乗っていた時代にも四国に行くならUFOラインはおすすめと言われていたのを思い出したので走りに来た。

確かに気持ちのイイ景色の道だが、車幅の狭さにはなかなか困らせられた。

いわゆるCMで見た天空の道がコースの一部分で、あとは滝巡りでよく使うような切り立った崖のスレスレを走るような道が続いていた。

CMのように道を封鎖できるのならこれほど楽しい道もないだろう

 

 

UFOラインから西条市に抜け、久々に瀬戸内海に戻ってくることが出来た。

明日は本州まで戻らなくて行けないため、ある程度香川まで近づいておく。

瀬戸内海越しに太陽が沈んでゆくのを見届けながら、今回の遠征を振り返る。

百名瀑は残り5本、呪いが解けるのもそろそろだ

 

2021年7月25日 丸亀・淡路島 四国百名瀑巡り4日目

最終日はもう仙台まで帰るだけだが、少し四国と淡路島の気になっているスポットを巡ってからにしよう。

朝飯にうどんを食べ、腹ごなしに丸亀城を散歩。

四国を出て、途中の淡路島では「伊弉諾神宮」に寄る。

途中で昨年あたりにニュースになっていた淡路島の観音像を写真に収めて、本州に戻り、今回の遠征が終了となった。

丸亀城は現存12天守閣の一つ。小さめの天守閣は弘前城を思い出します
観音像も仙台の中山大観音を想像してしまいました西日本まで来てなぜ仙台や青森のことを思い出してしまうのか

 

 

 

これにて「2021年四国百名瀑巡り」は無事終了。

まだ訪瀑出来ていない百名瀑はあと5本。

  • 七ツ釜滝
  • 双門の滝
  • 壇業の滝
  • 数鹿流ヶ滝
  • 大川の滝

百名瀑巡りもクライマックス
2022年には終わらせたいとは思っております

 

またしばらくは東北中心の滝巡りを続けますので、よろしければお付き合いください。

 

 

訪瀑MAP
今まで訪れた滝の一覧はGoogleMapでまとめております

 

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