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白山
白山
石川,岐阜,福井の3県にまたがる両白山地にあり,第四紀後半に活動した火山。山名は,最高峰の御前峰(ごぜんみね)(2702m)のほか大汝(おおなんじ)峰(2684m),剣ヶ峰(2677m)の3峰に分かれる主頂部と,南方の別山(べつさん)(2399m)および三ノ峰(2128m),西方の白山釈迦岳(2053m)などを合わせた総称である。山頂近くでは冬季に積雪10mに達し,残雪が多いため白山の称が生まれた。(中略)
白山は生物分布上からも重要な山で,山麓はブナ林,中腹の亜高山帯にはダケカンバ,オオシラビソの林が広がり,山頂部の緩斜面ではハイマツやハクサンコザクラ,ハクサンボウフウなどの高山植物が見られる。また亜高山帯のダケカンバ林を中心に,ツキノワグマ,ニホンカモシカ,ニホンザルなどの哺乳類やイヌワシなどの野鳥が多く生息する。
"白山", 世界大百科事典, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2023-10-29)
ソウレ谷の翌日は北陸遠征での目的の一つである白山を登る。
日本三名山、または日本三霊山の一つにも数えられる白山。
本来なら大白水谷から沢登りで山頂を目指しかったが、パートナーの予定が合わず大人しく一般登山道を使う。
大白水谷はまた今度の機会にしよう。
様々な方から「白山はおススメ」だと言われていたので、かなりハードルも上がっているが、いったいどんな景色が見られるだろうか。
朝3時半に起床し、市之瀬ビジターセンターに向かう
行程
- 06:30 市ノ瀬ビジターセンター
- 07:00 別当出合
- 08:45 甚之助避難小屋
- 09:53 黒ボコ岩
- 10:05 弥陀ヶ原
- 10:27 室堂
- 11:08 御前峰
- 12:55 室堂(帰路)
- 13:43 殿ヶ池避難小屋
- 15:40 別当出合
ログ・YAMAP
別当出会~白山(御前峰) / kuzumisawaさんの白山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
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↓こちらの記事の翌日になります
2023年8月12日 白山登山
06:30 市ノ瀬ビジターセンター
白山ではマイカー規制のため別当出合まではシャトルバスを使用することになる。
6時に市之瀬ビジターセンターに到着したが、駐車場はすでに満車。
誘導に従い路側に停めることになった。
ここから1km弱歩きバス乗り場へ。
さすがお盆の白山、想像以上の登山客だ
株式会社マップ - 株式会社マップ |
07:00 別当出合
10分ほどバスに揺られ別当出合に到着。
石川側なら白山登山の玄関口はここになる。
「砂防新道」と「観光新道」、2つのルートで室堂まで登れるが、今回は砂防新道から。
心地の良い朝日を浴びながら出発した。
別当谷を渡っていざ出発
08:45 甚之助避難小屋
登山道をひたすら歩いていると景色が開けてきた。
甚之助避難小屋に到着。すでに標高は2000m近く、森林限界も近づいてきた。
あまりにも天気が良すぎるので熱中症になりそうだ。
小屋で体を少し冷やしてからまた登り始める。
後ろを振り返ると大屏風が見えた。
美しい景色だ。
09:53 黒ボコ岩
黒ボコ岩に到着。
ここまで来れば室堂はもうすぐだ。
10:05 弥陀ヶ原
黒ボコ岩の先には湿原が広がっていた。ここが弥陀ヶ原、白山の大湿原だ。
湿原に伸びる木道と前方に見える白山御前峰、緑が美しいハイマツ。
確かに素晴らしい風景だ。
弥陀ヶ原は白山で一番気に入っている景色です!
10:27 室堂
白山山頂直下の前線基地「室堂」に到着。
食事も宿泊もなんでも揃っておりホスピタリティは高い。
大白水谷から脱渓し、室堂で1泊するのもあり。
朝日に輝く白山はきっと美しいだろう。
白山御前峰はもうすぐだ。
弥陀ヶ原から雲が立ち上り、青空が隠れてしまいそうだ。
急いで山頂を目指そう。
11:08 御前峰
雲が登りきる前に白山最高峰「御前峰」に辿り着いた。
標高2,702m、東北最高峰の燧ケ岳より350mも高い。
火照った体に風が気持ちいい。
山頂からの景色も美しい。翠ヶ池と大汝峰が良く見える。
しばらく登ってきた雲を眺めながらボーっとしていました
下山は「お池巡りコース」使って翠ヶ池を目指す。
1042年の水蒸気爆発によって出来た翠ヶ池は青く澄んでいて、今まで見てきた白山とはまた違った姿を見せてくれました。
12:55 室堂(帰路)
池巡りも楽しみ、室堂に戻る。
雲もすっかり上がってきてしまい、室堂も雲の中。
13:43 殿ヶ池避難小屋
下山は観光新道から。
雲の中の観光新道は展望もないのでさっさと下ってしまおう。
軽く熱中症気味だったので途中からペースが落ちてしまった。
前日の寝不足のせいだろうか…
15:40 別当出合
展望のない観光新道は退屈で、あまり記憶がない。
別当出合まで下り白山登山は終了。
別当出合から市之瀬ビジターセンターにシャトルバスで戻る。
翌日の能登半島巡りのために北上し、道の駅で就寝。
長い一日が終わった。
白山はやはり素晴らしく、勝手に上がっていたハードルも超え、さすが日本三名山の一言。
特に弥陀ヶ原からの展望が素晴らしく、あの木道を歩いている気持ち良さは未だに思えている。
次は是非、大白水谷を登りたい
翌日の北陸観光に続く