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雪輪の滝
↓前回からの続きです
御来光の滝から無事生還し、本来はそのまま町に降りて翌日に備えるつもりでしたが、ここで悪魔のささやきが…
『雪輪の滝までいけるんじゃないか?』
長尾根駐車場から雪輪の滝が流れる滑床渓谷まで3時間弱。この時期なら日没まで1時間時間があるはず!
ならばと休憩もほどほどに沢靴だけ履き替え、石鎚スカイラインを下ってゆきます。
行程
MAP
2021年7月23日 雪輪の滝 四国百名瀑巡り3日目
16:15 滑床渓谷駐車場
西日本を代表するナメ沢「滑床渓谷」に到着した。
やはりこんな時間だからか駐車場から出ていく車はあれど、今から滝に向かう人の姿はほぼいない。
しかし駐車場から滝までは15分程度、撮影の時間を考えても十分な時間だ。
16:30 滑床渓谷
駐車場で撮影の準備だけ整え雪輪の滝を目指し出発。
西日が差し込む滑床渓谷を歩く。
整備されて遊歩道を歩き、風光明媚な渓谷美を堪能する。
滑床渓谷はキャニオリングの聖地としても有名であり、遊歩道から流水とともに流れ落ちてくる観光客を眺めることが出来る。
キャニオリングというとどうしてもロープを使った懸垂下降を想像してしまうが、滑床渓谷では流水でのウォータースライダーや釜への飛び込みが主らしい。
それにしてもこんな暑い日に水遊びが出来るのは純粋にうらやましい。
花崗岩の白い岩盤が目立ってきた。
美しい水の流れと純白の岩盤が目を楽しませる。
雪輪の滝に近づいてゆくと、どんどん人の気配も消えてきた。
滝壺には多くのキャニオリングを楽しむレジャー客が見えた。
どうやた雪輪の滝を流れ落ちていたらしい。
ウォータースライダーにもなる百名瀑は珍しい!
16:40 雪輪の滝
形状:渓流瀑
水系:四万十川水系
四万十川の上流の流れる滑床渓谷、その渓谷を代表するのがこの「雪輪の滝」。
落差は観瀑台から見える範囲で30mほどだろうか。
しかしさらに上流にも渓流瀑は続いているのでその全体の規模は不明。
名前の由来はその流身の「雪の輪」のような水紋から。
百名瀑の中でも異質な滝である雪輪の滝だが、この美しさなら百名瀑に選ばれているのも納得である。
日も暮れてきたので雪輪の滝を後にする。
御来光の滝から雪輪の滝へのハシゴでかなり体力を消耗した一日になった。
気を抜いて歩いていたら、視界の端に何か動くものが!
↓翌日の石鎚山登山編に続きます。