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ソウレ谷・蓑谷大滝
北陸道
古代以来の「七道」の一つ。「ほくろくどう」ともいわれた。日本海に沿った福井県から新潟県にかけての地域で、平安初期以後、若狭 (わかさ) 、越前 (えちぜん) 、加賀 (かが) 、能登 (のと) 、越中 (えっちゅう) 、越後 (えちご) 、佐渡 (さど) の七か国がこれに属し、また近江 (おうみ) から越前、加賀、越中を経て越後に至る官道を北陸道と称した。古くは高志 (こし) の国、越路 (こしじ) とよばれたが、律令 (りつりょう) 国家成立期の天武 (てんむ) 朝(672~686)に越前、越中、越後の三国に分かれた。若狭国は三国分割以前に成立していたようである。のち712年(和銅5)に出羽 (でわ) が越後から離れて東山 (とうさん) 道に属し、越前から718年(養老2)に能登、823年(弘仁14)に加賀が分立して、七か国となった。官道としての北陸道は、愛発関 (あらちのせき) 、敦賀 (つるが) 、帰山 (かえるやま) 、越前国府、礪波山 (となみやま) などを経て、越中、越後に通じていた。
"北陸道", 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2023-10-22)
2023年のお盆休みの遠征先は今まであまり行ったことがなかった北陸エリアになった。
メインの目的は日本三名山の1つ「白山」の登頂と曹洞宗の総本山「永平寺」の2つだ。
その空いた時間で滝を何本か巡るような計画を考え、8月10日の夜を迎えた。
仕事を終えたその足で、東北道から磐越道に入り、能越道をひたすら南下。
初日は北陸からさらに南下し岐阜の高山市に向かう。
途中仮眠を取り、高山についた頃にはすっかり日も登っていた。
この日は沢上(ソウレ)谷に入り、蓑谷大滝を目指す。
行程
ログ・YAMAP
沢上(ソウレ)谷 / kuzumisawaさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
装備
ハードシェル・沢靴(ラバー)
水1.5L・行動食
2023年8月11日 ソウレ谷・蓑谷大滝
09:00 駐車場
仕事終わり、仙台を出発し新潟の米山PAで仮眠を取り、さらに南下。
岐阜高山のソウレ谷についたのは8時過ぎだった。
車を路肩に停め、沢登りの準備をする。
09:37 ソウレ谷入渓
この日は滝巡りのつもりだが、一応沢登りでもある。
ソウレ谷は超初級の沢としても知られている。
本流を歩きながら2つ支流に入り「五郎七滝」と「岩洞滝」も訪瀑する予定だ。
さっそく美しい本流から右岸の支流に入る。
小滝はあるも踏み跡がしっかりあったり、トラロープがあったりと至れり尽くせりだ。
まずは五郎七滝だ。
10:19 五郎七滝
落差:不明
形状:ナメ滝
水系:神通川水系
五郎七滝は横に広いナメ滝だ。
奥にも横にも大きい、水流はそこまででもないが実際に滝の前に立つとその異形さがわかるだろう。
ここまでのナメ滝はそうはないだろう。
本流に戻り先へ進むとまた支流に入る。
次は岩洞滝だ。
11:20 岩洞滝
落差:25m
形状:直瀑
水系:神通川水系
次に現れたのは五郎七滝とまたタイプの違う岩洞滝だ。
今回は素直に流れる直瀑だが、滝壺のナメの岩盤に五郎七滝の面影もある。
水量が多いと幅広の流身になるようだ。
12:00 蓑谷大滝
落差:30m
形状:分岐瀑
水系:神通川水系
本流に戻るとこの沢の主役「蓑谷大滝」が現れる。
主役に相応しい落差と規模だ。
岩盤を滑り落ちるように流れる簾のような流身が特徴的だ。
蓑谷大滝は左岸からの高巻だ。
踏み跡もめちゃくちゃ幅広なバンドもあり危険なところはないだろう。
トラロープを使い落口に降りた。
滝上は美しいナメが続いている。
この沢はナメが特徴的だが、この滝上のナメが一番美しかった。
13:18 脱渓
その後、ナメを歩いて行くと林道と交差するポイントに出るのでここで脱渓。
ショートコースの滝巡りだったが、遠征初日にはちょうどいいだろう。
カミオカラボ
スーパーカミオカンデ
1996年,岐阜県神岡鉱山の地下に建設された,ニュートリノを測定する実験施設
カミオカンデをさらに大規模にしたもので,5万トンの純水をタンクに貯め,そこに入ってきたニュートリノに散乱された電子が水中で発するチェレンコフ放射光をとらえる.光電子増倍管とよばれる検出器が,1万個以上も使われている.1998年,宇宙線からのニュートリノの観測,また2001年太陽から来るニュートリノの振動の観測を通じて,ニュートリノに質量があることを発見した.これらの研究業績によって2015年,梶田隆章がノーベル物理学賞を受賞した.
"スーパーカミオカンデ", 旺文社 物理事典, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2023-10-22)
その後、道の駅スカイドームカミオカに立ち寄る。
神岡といったらスーパーカミオカンデだろう。
実際にその施設に入ったように感じるVRチックな動画もあり大変楽しめた。
初日は白山麓の道の駅「メルヘンおやべ」にて就寝。
翌日の白山登山に備える。
↓翌日の記事に続きます