白滝 ~新潟県・糸魚川~ & 長滝(富山県朝日)敗退

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2018年5月5日 白滝(新潟・糸魚川)

 

GWの滝巡り二日目。

前日は百名瀑の「北精進ヶ滝」に行って参りましたが、本日は滝ぺいさんお勧めの北陸の富山県の長滝と新潟県の白滝に向かいます。

白滝は雪解け時にしか現れない「幻の滝」、期待に胸が高鳴ります。

まずは朝日岳の麓に佇む朝日小川ダムに向かい、長滝を目指します。

 

 

DATA
 DATA
 ・落差:100m
 ・形状:直瀑
 ・新潟県糸魚川市棚口
 アクセス ★★★★
 危険度  ★★
 絶景度  ★★★

ヒトコト滝MEMO

雪解け時限定の幻の滝。
これほどの勢いのある滝なのに、渇水期には枯れてしまうことに驚きました。
滝近くまでは車で行けるものの、そこからは渡渉、やぶ漕ぎ、足場の悪い歩きもありなかなかにスリリングでした。
MAP

 

長滝敗退(富山県・朝日)

 

ダムから林道を少し進み車を路肩に停車させ上流に向かいます。

川を見ると水量は少なく、「これは滝の水量も期待できないかもな」と心配になってしまいます。

 

 

上流に進むと左岸から小滝のような滝が流れ込んできており、道もその水で堀が出来てしまっています。

 

 

下降点から沢に向かいます。

上流に向かえば向かうほど水量が増えてきており、滝の心配はなくなりましたが、沢の渡渉が心配になってきました…

 

 

下降時、一部危険な場所もあったのでお助けロープを使用しました。

 

 

沢まで下りましたが、やはり沢が増水しておりました。

普段より20~30cmほど水位が上がっているようで、滝までの沢登が厳しい状態です。

私は体が冷えてしまい雪渓の上から滝ペイさんを撮影しております。

滝ぺいさんも一人で奮闘していましたが、結局撤退を決め滝を後にしました。

 

 

雪解けの影響かかなりの激流になってしまっています。

左壁にしがみつきながら進むも、全く歯が立たず敗北してしまいました。

 

 

帰路にて見えた長滝(遠望)です。

滝自体は落差もあり、雪解けの影響もあるのでしょうが、水勢も良く名瀑に見えます。

実際に滝前に立たなければ滝の良さは分かりませんので、次こそは滝にたどり着きたいものです。

 

この後は車に戻り、糸魚川の「白滝」に向かいました。

 

白滝 (新潟・糸魚川)

 

黒部ICから能生川を遡上し棚口方面に向かいます。

林道の終点に車を停め滝に向かいます。

遠目に白滝が見えてきました。

 

 

ぱっと見で「ああ、この滝は雪解け時にしか流れないだろうな」と感じる滝でした。

集水域もなさそうだし、夏になったら枯れてしまうんでしょうね。

それでも落差100mは見事で、流身が風に靡き霧散する様がぐっときます!

 

手前のヤブをアイスハンマーでえぐりながら足場を作り越えていくと滝壺です。

泥とヤブで滑りやすいですが何とか滝壺に到着しました。

 

 

白滝到着です。

滝壺から見上げると、流身が岩盤に衝突し弾けているのがはっきりと見えます!

そこに光が差し込み美しいプリズムを作り上げております。

 

豊水期以外は枯れてしまう白滝ですが、実際の滝の前に立つとそんな弱弱しいイメージが吹っ飛んでしまいます。

滝から離れても容赦なく飛沫が襲ってくるため、三脚を立ててもまともに撮影できないので、今回はすべて手持ちでの撮影になりました。

 

 

シャッタースピード1/500秒で飛沫が岩盤にぶつかり弾けている瞬間を撮影。

この時はすでに昼前でしたので、太陽の光も斜めから差し込んでおりますが、午前中なら順光になっていたと思います。

斜めから差し込む光も美しいですが、流身全体に光が当たった時、白滝がどう写るのかも気になりますね。

 

 

左岸から白滝の全体を撮影。

滝壺は岩壁から剥がれた岩が積み重なっており、カメラを持って移動しやすかったです。

こう全体を見ると白山の「百四丈滝」と似ている気もします。

百四丈滝とは規模が段違いですが、白滝も負けず劣らずいい形をした直瀑だと思います。

 

 

滝壺は岩で埋まっているので滝直下に潜ることもできます。

シャッターを押すことすらままならない状態です。

ピントも全くあっておりませんね…

 

 

滝ペイさんにいただいた一枚。

いつもこんな感じで写真を撮っております。

滝壺でびしょ濡れにしてもエラーを出さないD750さんにはいつも頭が上がりません。

 

 

 

訪瀑MAP
今まで訪れた滝の一覧はGoogleMapでまとめております

 

 

 

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