烏川左俣の階段大滝 ~福島県・安達太良山~

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烏川左俣

安達太良山

福島県中北部にある安山岩質の活火山。東側の二本松市などでは岳山 (だけやま) 、西側の猪苗代 (いなわしろ) 町では沼尻山 (ぬまじりやま) とも称す。南北に続く和尚山(1602メートル)、主峰の安達太良山(1700メートル)、鉄山(1709メートル)、箕輪 (みのわ) 山(1728メートル)、鬼面 (きめん) 山(1482メートル)などの諸峰の総称。有史以後の噴火は、鉄山の西側の沼の平火口(直径1キロメートル余、深さ約150メートル)での1899~1900年(明治32~33)の水蒸気爆発である。とくに1900年7月の大爆発では、火口内の硫黄鉱山の従業員83人中、死者72、負傷者10人を数え、西側火口壁を破って硫黄川が流出した。沼尻温泉の湯元も火口付近にある。磐梯朝日国立公園に含まれ、四季を通じ一般登山者にも容易に登れる。西側の沼尻、中ノ沢両温泉、東側の岳温泉、北側の野地温泉などが登山基地で、冬は絶好のスキー場になる。高村光太郎の詩集『智恵子抄 (ちえこしょう) 』に「阿多多羅山 (あたたらやま) 」と歌われている。福島地方気象台が常時火山観測中である。

[諏訪 彰]

"安達太良山", 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2024-08-17)

 

5月に行った源次郎沢にて落石で負傷、しばらく山にもいかずに大人しくしていた。

(今、この記事を書いている8月でもダメージは残っているが沢や滝には行けるようになっている)

怪我もマシになってきた6月、「どこか沢が滝にでも行こうか。しかし、怪我の影響もまた不安だ」ということで手軽に行けそうな沢を選択。

選んだのは安達太良山の烏川左俣

難所もなくほとんど沢歩きで、途中には30m級のナメ滝もあるとのこと。

 

久々に滝を目当てに山に出かけることにしよう。

 

行程

 

ログ・YAMAP

烏川左俣  / kuzumisawaさんの安達太良山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

 

2024年6月22日 烏川左俣・階段滝

08:00 奥岳登山口駐車場

この日の沢はかなり短くあっという間に登山道に出るのでスタートも少しゆっくり。

いつもの奥岳登山口からスタート。

 

08:30 烏川入渓

 

下部の渓流沿いの遊歩道は何かの影響で通行止めになっていた。

本来この下部ゴルジュが面白いらしい。

中間部の登山道と沢が交差するところから烏川に入渓。

水はきれいでナメが目立つ。

 

09:36 二俣

しばらく沢を歩くと二俣に出る。

二俣ではゴールが目立ち、左俣も右俣もほとんど枯れてしまっている。

 

09:37 左俣階段滝

DATA

落差:30m
形状:渓流瀑
水系:阿武隈川水系

 

左俣に入るとすぐにお目当ての滝が出てきた。

落差30mの階段状のナメ滝だ。

水はほとんど枯れてしまっているが、それでも流れはしっかりある。

増水時に見てみたい滝だ。

 

 

規模は想像していたものより大きく、一気に沢が開けこの滝が出てきたときには驚いた。

滝はどこからでも登れるので、流身の右を登って行った。ヌメリあり。

 

10:39 脱渓

滝が終わるとすぐボサ沢になり、水のながれもほぼほぼなくなった。

途中のルンゼから枯沢を登っていくと、登山道にちょうど出る。

さすがの百名山、登山客はひっきりなしに往来しているのでヤブから出るときに驚かせてしまった。

 

 

あとはもう快適な安達太良山登山だ。

天気は快晴。抜群の登山日和。

 

11:40 安達太良山山頂

標高1700m、安達太良山の山頂に到着。

ここからは矢筈森を経由し、勢至平方面から下山した。

 

 

今年2度目の爆裂火口。

いつ見ても素晴らしい。

 

14:04 奥岳駐車場

 

あっという間に奥岳登山口まで戻ってきた。

半日歩いても足の痛みはそれほど出なかったので、長い沢にも今後は行けそうだ。

2024年もしっかり滝も沢もやっていこう。

 

いつものごとく「奥岳の湯」で汗を流し、さっぱりしたら仙台へ帰ろう。

 

訪瀑MAP
今まで訪れた滝の一覧はGoogleMapでまとめております

 

 

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