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2019年GW 三日目…
仙台を離れ早三日目
気比の松原を照らす朝日の中で起床しました
本日は今回の目標である「南紀」入りです
今日も移動日ですが、その中でも時間を創出し滝巡りを始めましょう
ちなみに仙台からは1000km離れています
4:50 気比松原
夜寝る前にも釣り
朝起きても釣り
私は趣味が多いほうだと思っていますが、それでも「釣り」と「スキー」には手を出しておりません
しかし、これほどまでに釣りに熱狂する人がこの地球上にうじゃうじゃといるということは絶対に面白いと思うのです
ただこれ以上趣味を増やしてしまうと…金と時間が…
俺が人であるうちに…
6:15 琵琶湖
琵琶湖まで南下しました
ここから本日一つ目の滝に向かいます
「八ツ淵の滝」
鴨川に流れる八つの淵、滝を総称し「八ツ淵の滝」
まあ、観光瀑でしょうからさらっと寄っていきましょう
(このタピオカジュースより甘い予想は滝ヤとして酷い)
7:20 八ツ淵の滝 入り口
琵琶湖から296号線に入り、ガリバー青少年旅行村へ
駐車場に車を置き、登山道に入ります
メインの貴船の滝まではいくつもりでしたので、どうしても危険個所を通り抜けることになります
『日本の滝 西日本』のなかでは「鎖場がある」とは書いていましたが、死亡事故多発と来ましたか…
これはアプローチシューズで来たのは失敗だったか…
とりあえず行けるところまでは進んでみることに
まずは沢まで降りましょう
親切にも案内板まで
出てきました鎖場
鎖がある時点で親切!!
ホールドもしっかりしているし大丈夫そうです、先に進みます
左に切れ落ちてる登山道(?)
しかも枯葉と砂利のミックス
滑ったら沢ドボン確定です
これは危険地帯。慎重に進んでいきましょう
お次は障子ヶ淵の岩登り
以前は梯子が掛かっていたようですが、現在は取っ手とロープがあるばかり
取っ手もロープも適当に設置されてるとは言い難く、かゆいところに手が届かない…!!
岩も濡れてまあ滑る!!
なかなかの高度感
高くはないのですが、足場の悪さからかスリルは満点
滝前にロープが…
沢登中なのか、残置ロープなのか、それとも…
この屏風ヶ淵を越えれば、貴船滝です
まーた鎖場です
そしてまたまた滑る
観光瀑だと思ってましたが、この「八ツ淵の滝」の本質は沢登りですね
ただ沢登りしなくても登れますってだけで
そしてやっとのことで貴船の滝に到着
8:20 貴船の滝
鬱々とした八ツ淵の滝巡りメインの「貴船の滝」「貴船ヶ淵」です
滝自体は25mの直瀑で、資料上は下段は滝の一部とみなされてないようです
周囲は緑に囲まれているものの、狭く息苦しい渓谷内、百名瀑なのに自分しかいない滝前…
今までももっと難易度の高い滝巡りはあったものの、この「八ツ淵の滝」は一等「死」を感じました
何ででしょうか、あらためて考えてもぼんやりとした「あの」雰囲気しか思い出せません
対岸に立ってもう一枚
上段に近づけば、飛沫と風を感じることが出来ます
日が入らない滝前、体がどんどん体温を奪われていきます
渡渉し、左岸からさらに梯子を使い上流へと向かえますが本日はここで帰ります
八つ淵の最後の一つがあるのですが、なぜか行く気になれませんでした
時間的にも体力的にも問題はなかったのですが…
山に落ちてるお薬シリーズ「ロキソニン」
帰りましょう
駐車場まで戻り、そこから大阪経由で南紀の「八草の滝」を目指します
雨は降ったりやんだり
途中で寄ったSAでクレープを頬ばる
天気と八つ淵でモヤモヤしている体の空気を吹き飛ばしたい
14:25 白浜町
日置川
果無山脈の千丈山(せんじょうざん、標高1027m)北東麓に源を発する。著しく屈曲を繰り返しつつ概ね南流。和歌山県西牟婁郡白浜町日置で太平洋に注ぐ。沿岸の大半は森林で、田辺市(旧大塔村)合川(ごうがわ)に殿山ダム(合川ダム)がある。ダム以南の中流域では、初夏から秋にかけてアユ釣りを行なう釣り人たちの姿が目立つ。河口には日置(白浜町・旧日置川町)がある。水系流域の上流部に奈良県吉野郡十津川村の一部が含まれるので、内陸県である奈良県は定義上二級水系を持つことになるが、河川法により和歌山県が県内の区間を指定して管理している。
Wikipedia
日置川ICから一般道に降り、日置川大塔線を北上
次に目指すのは百名瀑「八草の滝」です
ひたすらに続くワインディングの日置川
八草の滝
直瀑
日置川水系
砂岩泥岩互層
滝見台から見た八草の滝
昨日まで雨が降っていてもこの水量
晴れが続くと、対岸からは見ることが出来なるほど細くなるとか
この「八草の滝」はガッカリ百名瀑などとも呼ばれることがあるのですが、実はこの滝が選ばれた理由を含め未だに喧々諤々の議論が続いているのです
この八草の滝は以前「品瀬川の滝」と呼ばれていて、その名の通り品瀬川に掛かっている滝なのです
そして一本お隣の川が「八草谷」であり、そこに流れている滝が本当の「八草の滝」であるという説
いやいや、昔は八草の滝の滝下に熊野古道が通っていて、名前もよく知られていたからこの滝自体が選ばれたことはおかしなことじゃない説
南紀の海岸沿いを走り、本州最南端「潮岬」へ向かいます
雨は降ったりやんだり、明日が晴れるなら「大台ヶ原」、雨なら「南紀の観光瀑」巡り
正直なところ「観光瀑」巡りには飽いていて、もう少し厳しいところに行きたいというのが本音です
本州最南端が見えてきました
16:30 潮岬灯台
本州最南端に到着
もともとが島であり、川の運搬作用で陸繋島になったことは知りませんでした
灯台から眺めると、マグマが冷え固まった火山岩が目立ちます
17:00 橋杭岩
その後は橋杭岩で寄り道
干潮の時間帯だったため橋杭岩を間近で見ることが出来ました
岩手の浄土ヶ浜と似たような景勝ですが、浄土ヶ浜のほうが規模が大きいかな
潮岬で一度雨が上がったのですが、橋杭岩でまた降り始めてしまいました
実はこの旅の初日で気づいていたのですが、GoproとD750の予備バッテリーを家に忘れるという大失態をかましておりました
家に戻る時間もなく、家から送ってもらうのも手間で、ルート上にはヨドバシはなく
しょうがないのでアマゾンで購入
那智勝浦でそれをようやく受け取ることが出来ました
これで中の滝・西の滝への準備は万全です
明日は晴れてくれ…!