幕滝 ~福島県・土湯~

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2020年8月22日 幕滝

 

今年のお盆は紀伊半島の「双門の滝」と「七ツ釜滝」に行こうと思っていたのですが、紀伊半島は生憎の雨模様。

お盆中ずっと家にいてもしょうがないのでノブさんと二人で近場の岩手山に登ってきました。

岩手山は岩手山で十分に満足できたのですが…

 

滝に行きたい…

 

この日も天気が芳しくなく、午後からは雨が降ってきそうな状況だったので、あまり時間がかかる訪瀑は出来そうもありませんでした。

近場でささっと帰って来れる滝となると候補は少なかったですが、前々から気になっていた吾妻山の「幕滝」に行くことにしました。

 

苔が目立つ岩盤に流れる主流、側壁から湧き出る潜流瀑。

そして美しい滝壺。

まさに美瀑と言える「幕滝」でした。

 

一切経山
魔女の目
吾妻小富士から眺める一切経山
幕滝に行く前に浄土平から「一切経山」に登り、「魔女の目」を見てきました。
さらに吾妻小富士に登り、十分に磐梯吾妻スカイライン楽んだ後に「幕滝」に向かいました。

 

幕滝
 DATA
 落差:25m
 形状:直瀑/潜流瀑
 水系:阿武隈川水系
 アクセス ★★★
 危険度  ★
 絶景度  ★★★★

ヒトコト滝MEMO

磐梯吾妻スカイラインを走り、東吾妻山の山麓に湧く「幕川温泉」の駐車場から滝へ向かいます。
滝までは遊歩道を歩き、20分弱で到着。
主流は25mの落差の直瀑、苔むした岩盤に流れる流身が美しい。
主流の左手からは岩盤の隙間から潜流瀑が滝壺に流れ込んでいる。
福島を代表する美瀑の一つ。

MAP

 

ログ

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装備

・撮影機材一式

・ハードウェア

 

12:10 幕川温泉駐車場

浄土平から磐梯吾妻スカイラインを下り、土湯温泉の手前から幕川温泉に向かいます。

車道をどんどん進んでいくと左手に駐車スペースが見えてきました。

10台くらいのスペースはあると思います。

車を置いて幕川温泉へ。

 

12:12 幕滝遊歩道入り口

幕川温泉からは「幕滝遊歩道」を使って「幕滝」を目指します。

温泉宿と温泉宿の間の道を通ったりと、遊歩道のスタートが分かりづらいですが、案内の看板はあるので迷うことはないと思います。

 

整備された遊歩道で沢まで下ります。

沢からは右岸左岸を橋で渡りながら上流に向かいます。

 

それにしても水がきれいです。

温泉地の下流は温泉からの排水で濁っているようですが、上流は美しい自然がそのまま残っています。

やはり温泉地だからでしょうか、沢から少し硫黄の匂いがしますね

12:30 幕滝

DATA
・落差:25m
・形状:直瀑/潜流瀑
・水系:阿武隈川水系

 

東吾妻山の麓にひっそりと佇む幕川温泉。

その温泉の上流に流れる滝が「幕滝」である。

25mほどの聳え立った岩盤から流れ落ちる直瀑の流身と、左壁から染み出る潜流瀑が滝壺で合流する福島有数の美瀑です。

 

遊歩道もしっかりしていて、滝前もしっかりとした観爆台が備え付けられている。

私が滝を撮影している間にも何人もの観光客が訪れていた。

 

こういった美瀑は、やはりスローシャッターで撮るのが一番美しいと思うので、三脚を立てて撮影するも主瀑にのみ光が当たりなかなかバランスよく撮れない…

ベストコンディションの時間帯よりは遅い時間だったかもしれないですね。

次回があるなら午前中に訪れてみよう。

 

苔と滴り落ちる流水のコラボレーション… イイッ!!!

 

左壁を見ると岩盤の隙間から潜流瀑が流れ出ています。

優しい印象の潜流瀑ではなく、凛々しいかっこいい潜流瀑ですね。

 

滝壺は広く、青が濃いです。

楕円形の壺を囲むように流身が流れ込みます。

 

いや~、青が濃いですね

 

嫋やかな主瀑も直下に入れば姿を変えます。

幕滝の印象とはちょっと違う、迫力の一枚を撮影。

 

 

「浄土平」「一切経山」「吾妻小富士」、そして「幕滝」。

磐梯吾妻スカイラインを堪能した一日になりました。

直瀑と潜流瀑の複合滝である「幕滝」も想像以上に美しく、満足の一言です。

やはり潜流瀑は水の美しさを再認識させてくれます。

岩盤に生い茂る緑も目を楽しませてくれ、本当に幕滝は美しい自然から構成されているのだと思いました。

 

磐梯吾妻スカイラインから行ける「大倉小滝」の下見も済ませてきたので、次の天気のいい日には大倉小滝アタックを計画しております。

沢への200m下降と登り返しがキツイらしいので、行くなら少し涼しい日がいいなぁ

 

 

ではまた。

 

 

 

訪瀑MAP
今まで訪れた滝の一覧はGoogleMapでまとめております
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